友人と半年ぶりに三茶でタイめし。都会と田舎、勤め人と自営、独身と所帯持ち…どっちが幸福か?幸福って何だ?と取り留めない話。飯代ふたりで2500円の元は取れたな(笑)
人の臨終に立ち会う瞬間
齢を重ねると、人の臨終に立ち会う瞬間が増えてくる。若い頃は人の死が怖かったし、目の前で「死んだ」ことが信じられなかった。だって、ついさっきまで曲りなりにも息をしていたし、眼を開けていたし、手も握って離さない。今だって体は暖かいのに……。なかなかすぐには泣けなかった。葬儀もすんでだいぶ経ってから、故人との想い出をあれこれ思いながら、一人で泣いた。今は、かなり親しい人が亡くなっても、もう泣かないと思う。「偲ぶ」心は個々人の中にあり、それはずっと失われないものだと思うようになってきたから……。