夕方から爺仲間との呑み会。帰りに花園神社の「酉の市」をのぞく。例年以上に屋台が多いし、ガイジンも多い。縁起もの大好きだがカネはないので高さ20㎝ほどのミニ熊手を買う。金1000円也。「境内抜けるまでは人に見せるようにして持ってね。”見通し良くなるように”」と稲穂に大入袋(5円)もつけてくれた。なんのかんの言ってもワシらも人気商売。投資分相応に「ご利益」を願う。今年は三の酉まであるから火の用心が肝心だ。(片手スマホ写真はボケボケ。側面のシャッター使えば良いと気づいたのは境内出てから……トホホ)
『My Way』を唄える人の資格?
1969年にフランク・シナトラが唄ってヒット。当時のTV番組『アンディ・ウィリアムス・ショー』でもアンディがカバー。これが絶品だったために、これをカラオケで唄いたがる団塊爺が続出した時代があった。しかしこれは歌ではない。むしろ語りである。「終幕を迎えた人生だが、色々あった。だが自分は信念を持って生きてきた」と繰り返し"語る"のだ。だから、功成り名遂げた老境の人にふさわしい。団塊爺の果たして何割にその資格があったのかなぁ? 「日本のお荷物」とか「いいとこ食い逃げ世代」「キレる老人たち」と言われる晩年だぜぇ。「マイ・ウェイ」を譲ってもう少し道の端っこに寄ろうじゃないか。(写真は、意外と上手い聖飢魔Ⅱの『My Way』)