h.Tsuchiya

編集と広報のお手伝い & My NEWS

爺歌51 『矢切の渡し』の彼岸にある町(辛口)

あの世(彼岸)とこの世(此岸)は隔てられているが、あっちのご先祖を偲ぶのが春秋のお彼岸。今日、彼岸中日は20度を越し、まさに「寒さ」もここまで感。……今日、西から江戸川越えて、松戸に初めて行った。あの『矢切の渡し』(1976)なら葛飾柴又発~矢切…

「なめくじ」を描いた芦雪に癒された

今日は仕事を休んで、友人のM君夫妻と上野・都美術館『江戸の奇想展』へ。M君夫妻とはよく美術展に行く。先月は六本木・森ビルの『新・北斎展』だったが。これは期待外れ。画号ごとの作風を分析して観られたが観るべきものが少なく会場も感心しなかった。で…

ほぼリアル『就老(就活老人)日記』(その27)

(今日もやっぱり干されてる老害たち) このところ、自分が行く3人現場では先輩警備員が連続して「干されて」しまった。……まず、2人が監督から昼に「もう帰れ!」と言われた。理由は、近くのバス停ベンチで座り込んでだべっているのを職人たちに見られたから…

爺歌50 ワム!の『ケアレス・ウィスパー』考

1980年代は、洋楽を初めてMTVやVクリップで楽しめた時代だった。それも毎週、最新の欧米ヒット曲が聴けるなんていうアンビリーバブルなTV番組が『ベストヒットUSA』だった。パーソナリティはラジオで、伊武 雅刀らと『スネークマンショー』をやっていた小林…

侮れない!小さな町でも

先日書いた「馬込文士村」に今日も来たのだが、また新たな発見!まずは「トマソン時計」(昔、巨人にいた役立たずの外人トマソンにちなみ、町で見かける無用とか使途不明なものをトマソンと命名したのは赤瀬川源平や藤井照信ら)。空き地に向けて取り付けら…

ホッコリと春を感じながら

今日の現場は大田区南馬込。城南地区は東京デビューして住んだのが、あの『池上線♪』が走る長原だったし、中延には叔父一家もいるから愛着がある。だが、馬込には初めて来た。……休憩時間に見つけたのは、「出世稲荷」の境内が児童公園になった場所。そこには…

爺歌49 気分と真逆だが『春うらら』

郷里・佐渡島に向かう船が衝突事故。以前もあったが今度は被害が大きくシートベルト式も無力だった。東京では夕方14mの強風で去年より8日遅れの「春一番」になった。……となると、そんな現実のバタバタと真逆のこの歌『春うらら』(1976)を唄いたくなる。「♪…

「翁媼(オウオン)」余談

翁(おきな:男)と媼(おうな:女)を合わせて「翁媼(オウオン)」と読むことは、森鴎外の短編「じいさん、ばあさん」の朗読を聴いて知った。……語からは能の『高砂(たかさご)』(あの♪高砂や~♪)の画が浮かぶ。これを正月縁起の神棚飾り「下げ紙」の図…

爺飯68 片手間の夕飯はこんなもの

メシの話題だというのに、小汚い画で恐縮。というのも、例年よりも所得税申告の作業が遅れていて、書類を広げながらの「片手間メシ」になったから。やはりほぼ連日出かける仕事をすると、帰ればぐったり、タマの空きもやるべき雑事に追われてしまうのだと痛…

爺歌48 歌の寿命は?『果てしなき情熱』

これは歌の題名ではなく、70年前1949(昭和24)年の映画の題である。破滅的性格のゲージツ作曲家が主人公なんだが、なんと彼の作る曲は服部良一のもの。といって服部がモデルではない。映画では『雨のブルース』『蘇州夜曲』『湖畔の宿』『夜のプラットフォ…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その26)

(ちょっとマニアックな「カタコウ」の話) 交通や雑踏などを扱う「2号警備」で頻出する用語に「カタコウ」がある。何だソレ?……運転する人なら「片側交互通行」と書けばわかるだろう。道路工事などで片方の車線を止め、空いている車線を交互に通すアレだ。…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その25)

(芯まで冷えた。雨中立哨8時間) 2月末日。東京の今日の雨はしつこくて朝から夜まで止まない。代々木の初現場は個人宅の解体工事中。その前で産廃搬出車の警備に当たった。狭いT字路から出てくる車に神経が張った。……途中、施主の母娘が「あぁ、これで見納…

やっぱり、どこか嫌いなR社

今日のニュースによると、どこがいいのか金融業界は採用充足だが建設などは足りていないという。日本は、なんでこんな企業文化が支配的なのか! 元凶の「リクルート」は、80年代一杯、出入りのデザイン会社としてメシを喰わしてもらった義理がある。だが、当…

爺歌47 「踊(り)子」3世代

カラオケで「おどりこ」と入れると3通りの歌が表示される。まず三浦光一(1928年生)の『踊子』(♪さよならも言えず、泣いている♪)。これは川端康成の『伊豆の踊子』がベースになっている”文芸歌謡”だ。1957年(昭和32年)の曲だから、唄う人はもうジジババ…

爺本22 猛烈な下痢と苦悩教・高橋和巳

一昨日、遅い昼飯に日高屋でトンコツラーメン。相変わらずのボケた味なのでラー油を二回しぐらいかけて食べた。その刺激にわが胃腸はかろうじて耐えていたらしいが、サラダで晩酌した時に限界がきたらしい。…猛烈な下痢が襲ってきた。3分おきにトイレ、冷や…

爺歌46 B'z「太陽のKomachi Angel」を想い出す

今日会った40代半ばのトビ職人が、「自分、朝は車でB'z聴いて来るんすよ」と言った。「フーン、何て曲?」とワシ。ひそかに「LOVE PHANTOM」ぐらいなら知ってるゾ、と想いながら聞くと、「あれっすよ、コマチ・エンジェル!って奴。なんか聴くとすっきりする…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その24)

(「執老」×.「囚老」=「醜老」劇) 人は「3人寄れば”文殊の知恵"」を生むこともあるが、さほど賢くない凡人が3人寄れば「"猿山”現象」が起きる。つまり誰かが「お山の大将」になって仕切ろうとする。これは会社の課や係、班からママ友、ディケア受けてるジ…

冬場の健康自衛策「カイロ」

今の仕事は野外で何時間も立ち尽くすことが多い。そのため、自分の健康を守るための作戦を、この冬から試行錯誤でやっている。風邪予防にはビタミン入りのドリンクで水分補給、でもトイレが確保できない場合もあるから多量にはとらない。自販機の缶飲料はす…

爺飯67 個人的ファミレスランク、1位は?

仕事帰り、どうにも自宅で夕飯を食う気になれず、「サイゼリア」に行った。ふだんはランチに行く。理由はコスパの高さで9種類500円のメニューで全品サラダとお代わりOKのコンソメが付く。四谷3丁目店は100円でソース&パスタが大盛にできる。……今夜注文した…

「偶然/必然/蓋然」はどう違う?

交通警備でよく遭遇するのは、「たまたま信号を見落とした車」とか、「偶然、路地から飛び出した自転車」である。それは「偶然」だ。その信号無視の車同士が同じタイミングで交差点で出くわしたり、自転車の前に歩行者がいたら事故になる。これは「必然」だ…

建国記念「の」日を考える

今日2月11日は「建国記念の日」であるが「建国記念日」ではない。2月11日というのは戦前の「紀元節」を踏襲しているが、これは神話的存在の神武天皇即位の紀元前660年1月1日を新暦に換算したもので、今年、日本は2679年を迎えたことになる。これは終戦でGHQ…

爺本21 光文社の新訳文庫『ピグマリオン』を読むぞ!

出版不況の中、健闘していると思うのは、200点以上刊行している光文社古典新訳文庫のシリーズだ。人気の理由は?国の色別になった表紙のデザインやコンパクトさも良いが、「いま、息をしている言葉で」のキャッチフレーズ通り新訳を採用していることだろう。…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その23)

(〇〇殺すにゃ刃物はいらぬ、……) 早朝、建設現場の警備の仕事に出ようとしていたら派遣会社から電話。「雨予報のため工事が中止になりました」結果、ワシの仕事も休み。珍しく天気予報も会社によってぶれていたから監督もぎりぎりまで悩んだだろう。……昔の…

爺飯66 「深川めし」を喰い直すぞ!

ワシは、昔から気に入らぬモノを喰うと腹が立って、満腹でも「喰い直し」したくなる悪い癖がある。……50過ぎてからでも、まずいワンタンメンの「喰い直し」を2軒もしたことがある。……さる日曜日、仕事の帰りに清澄白河のFで喰った「深川めし」(あさりめし)…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その22)

(同級生が死ぬ確率から考える) 昨日1月30日、中学同級生の訃報が入った。団塊世代末っ子組だから同級生は約200人もいたが、知る限り15人が亡くなっているから7.5%だ。逆に言えば92.5%が存命ということになる。だから儚いとか虚しいという感慨はない。平…

648 爺歌45 浜田省吾の『Money』を聴

身体動かして働くガテン系の心をつかむような浜田省吾も名曲が多い(スプリング・スティ―ンもそうだな)。『もうひとつの土曜日』しか知らない人は残念。シングルになってないけど、『Money』も絶品。……この歌詞の境遇にそっくりの友人がいつも唄って泣くのは…

爺歌44 おじさんの『桃色吐息』?

カラオケスナックなどで観ていると、高橋真梨子が好きな”妙齢”の女性が多い。きっと、「カメリアダイヤモンド」のCMでたっぷり流れてヒットした『桃色吐息』(1984)の歌詞(康珍化、レコ大作詞賞)「♪きれ~いと言わ~れる、ときは短すぎて~♪」に、想いが…

「尾籠(びろう、おこ=痴)」な芸名

落語などで下品なふざけ噺をする前に「びろうな話ですが……」と断りを入れることがある。下品でふざけていることは「おこ(痴)の沙汰」ともいう。「おこ」に当て字して「烏滸」「尾籠」となるが、後者が音読みされたのが「びろう」だ。びろうな落語の一例だ…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その21)

(「ツゲサン的日常」を観察した) 「ツゲサン」は、漫画家つげ義春に少し似ていたのでこちらが勝手につけたあだ名だ。彼は毎朝10時にママチャリで某マンションの掃除に通ってくる。まず「居室」?のカギを開ける。外部階段下に作られた畳半分ほどのスペース…

爺歌43 『僕は流しの運転手』半世紀

「粋にかぶった 烏打帽子♪ 皮のジャンバーも 似合うだろ 街のシグナル 赤青黄色 ♪渡るこの世も ハンドルまかせ 「お客さん、どちらまで」♪」という『僕は流しの運転手』(唄:青木光一)がヒットしたのは1957年。……それまでは外車が圧倒していたがこの頃から…