h.Tsuchiya

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好きだけど難解な曲5選

1,ボヘミアンラプソディ(QUEEN) rhapsody(狂詩曲)なんだから色んな曲想が混在するのはわかるけど、「♪ママ~人を殺しちゃった」からの「ガリレオ、ガリレオ……フィガロ」だぜ。それにイタリア劇の狂言回し「スカラムーシュ」とか「魔王ベルゼブブ」って…

「♪2ペンスを鳩に♪」

警備の仕事も「ラクじゃねぇ」と思うのは、今日みたいに冷たい雨の下で長時間立ち続ける時だ。でも、自分から見てもっと哀れなヤツが足元にいた。雨に打たれながらウロウロキョトキョトと砂をつつくドバトだ(写真は「京都旅屋」さん)。 ハトやムクドリは工…

「横(よこ)」はワルだった⁉

のどがイガイガするので『じゃばら飴』を買った。「邪払」と書くがスダチ風の柑橘類。鬼も逃げるという酸っぱさで「邪気を払う」と古来から言われてきた。産地・北山村の話が面白いんだが省くね。なお、UHA味覚糖のは酸っぱくないよ。 文字や言葉にアンテナ…

友を選ばば……歳寒三友

仕事休んでまで世田谷へ観梅に来たというのに、寒さが逆戻りし雨まで降る展開に。これが週末なら甘酒か抹茶を頂くなんて楽しみもあったのだが、平日だから全部閉店。前夜は「てるてる坊主」の念力頼みまでしたというのに、力及ばずだった(LINEスタンプの「…

こどもだってタメ息、つくよな?

夕方下番時、立哨現場のゲートを閉めていたら、小学3~4年くらいの男の子が自転車で目の前を通り過ぎ…と思ったら止まって、少し夕空を見上げる感じで「フウ」とタメ息をついた。驚いた!どうみてもフツーの子がタメ息……だよ。一体、彼に何があったんだ?なぜ…

お裁縫の時間(手袋改造)

使い込んだ防水手袋を使ってスマホが使える「変形ミトン」を作ることにした。現場で工事車両が入る連絡を受けるたびに手袋はずして応対していたが、どうしても動作が遅くなる。以前の携帯には手袋(グローブ)対応の機能があったが今のOPPOにはない。また指先…

「足弱さん、ま、ねまれっちゃ」

住民と一緒に古びた団地があり、近くのスーパーへ毎日高齢者たちが買い物に行く。足腰の弱った人が多い。背を曲げ、杖や押し車に支えられてヨタヨタと歩く。互いに支えあう人もいる。苦労してまで出歩くのはどうしてだ?通販や食材配達では嫌なのか?(後ろ姿…

祝春節!ベトナム語テキトー講座

東アジア各国の「正月」は明日からで今夜は大晦日。去年もベトナムの春節(テット)やちまきのことを書いたが、今の工事現場にもたくさんの若いベトナム人が働いているので、つい関心が向いてしまう。 今日は趣向を変えてベトナム語講座にしよっと。でもスマ…

「太郎の屋根に雪ふりつむ……」

「今夜は都内で積雪」とニュースが盛んに流している。積雪予想たった8cmだというのに(笑)。ジタバタせずに雪を味わえば良かろうに。雪がらみのBGMならいっぱいあるしさ……。 でも自分は「詩」で愉しもうかな。それも小学6年時の国語の教科書に載っていた詩。6…

70年目のゴジラを40年ぶりの友と

周回遅れながら『ゴジラー1.0』を観てきた。モノクロ版は売切れで音響バリバリのIMAXで。アカデミーノミネート効果もあってか老若男女が多かった。今回、付き合ってくれたのは3つ年下のデザイナー・イシカワくん。大学中退の自分が試行錯誤でデザインと印刷…

朝ぼらけの「味わい方」

毎朝6時半に家から10分の「曙橋」へ行き、そこから電車に30分ほど乗って勤務地某所に着く。今朝は東の雲間から太陽が出てきた。この時間帯を「朝ぼらけ(朝朗け)」という。漢字1字なら「𪰪」。これより少し早く周囲が明るんで来たタイミングは「あけぼの」…

新、反、非、脱、総、全そしてシン

何かの名詞や概念にさまざまな「接頭辞」を付けると、別物のような印象になる。例えば「反原発」「非武装」「神対応」等々……「シン」はアニメ監督の庵野秀明が「シンゴジラ」(2016)で、「神、震、真などの多義を込めて使って」から流行り出した。この解釈は…

周回遅れのMy「グミ」ブーム

年寄りが流行り物を追う姿はどうもみっともない、と常々思っているが、どうしても治らないわが「野次馬根性」から、流行り物と遭遇することもある。無論、はるかに周回遅れなんだが…… その一つが「グミ」。コンビニやスーパーに行ってポテチやチョコ以上に棚…

とある日の検索結果

今日は午前中の晴天が午後から一転してみぞれ、さらには「初雪」という荒れ模様だった。でも休みだったから蒲団でヌクヌクのネット三昧。昨日からネットで何を検索してたのかを見てみた。 自分が少し分裂症気味なのは自覚しているが、こうして一覧を見直すと…

長かった「冬休み」

子供時代の「冬休み」は12月の25日あたりから1月の7日くらいまでだった記憶がある。宿題も大したことなかったから存分に遊んで過ごせた。だが、ちょっと普通の家とは違う年の瀬だった、 長年母方家業の「切り透かし」(別名。下げ紙、ハカマ紙)作りを公務員…

「年の瀬」を越せぬ人、3話

大晦日前の数日を「年の瀬」という。「瀬」は川底が浅くなったり川幅が狭くなったりして水流が急になる場所。日月の歩みを川の速い流れに例える。溜まったツケ金や気分の澱もさっぱりさせねば「年の瀬が越せない」。そんな切羽詰まった人間を描いた古い小説…

今年の「冬至」はとくにうれしい

先月の末頃から「日の入りが早いなぁ」と感じだして日々気持ちまで沈みがちだった。それも今日の「冬至」を境に逆転する(実際の日の出、日の入り時間はずれるけど)。「一陽来復」。二十四節季の中でも一番好きだ。 この「冬至」を境に新しい年、新しい春を…

「MOMOKA」の”お接待マンガ”

YouTubeで贔屓している「MOMOKA JAPAN」(フォロワー数80万人)が、ついにマンガ本になったので早速購入(講談社。ネットの現代ジャーナル系でプロモがすごい)。でも舞い上がってアナログ本で買ってしまった(本は増やさないと決め、つい昨日、多和田葉子の…

日本人が泣く特選場面2つ

あと1日で赤穂浪士討ち入りの日。自称「忠臣蔵」語り部の今日の噺は大いに泣ける話ですぞ!●その1 南部坂雪の別れ 大石内蔵助が14日の午後に訪ねたのは浅野内匠頭の妻阿久里が落飾して瑤泉院として暮らす南部坂の屋敷。阿久里は吉良を討つ話を聞きたいのだ…

共演、驚演、狂演……いやさ享演!

20世紀初頭?にナポリ人のV.モンティが作曲したマンドリン曲に「チャルダッシュ」がある。スローとアップテンポのパートが交互に演奏される軽快な曲で世界中で人気がある。元はハンガリーの酒場曲でロマ(ジプシー)たちが呑んで踊る伝統的な音楽ジャンルのこ…

カレンダーから消えた12月4日

明日12月4日は週初めで仕事再開。サザエさん症候群というかブルーマンデー気分ではあるが、やむなくしたくっぽいことを進め、ふと眺めたカレンダーを見てびっくり! なんと4日の日付だけが消えている、印刷されていないのだ! どこかの100均で買った卓上型の…

余談多めの「クレイン」噺

crain(クレイン)の第一義は「鶴」。そう「つる(吊る)」である(トホホ)。第二義は建設機械の起重機。重い物を吊り上げるアレだが種類がたくさんあるから車で動ける移動型2種の噺をちょっと…… 移動型クレインでよく見かけるのは「UNIC」かな? 古河ユニックが…

日曜昼下がりの映画館

終日どんよりした曇天で、気温も9度以下。しかも午後からは職場の研修があって、全然愉しくない日曜日になりそうだった……でも研修後、映画で気分を替えようと新宿武蔵野館へ。ここは戦前からの歴史があり徳川無声が専属弁士だった(誰ソレ話)。今は縮小して3…

60年後でも”真実”は不明

1963(昭和38)年11月22日、現地時間12時30分にケネディがダラスでパレード中に暗殺された。そのニュースは、11月23日午前5時28分に日本でも報じられた。それも米国から人工衛星(静止衛星ではない)で日本(国際電電)にTV電波を送る宇宙衛星実験開始直後だ…

人類には「オヤツ」が必要だ!

「オヤツ」の「ヤツ」は「八つ時」。昔の午後2時から4時の間のことで、この時間は多くの国でスナックタイムだ。英国には有名な「アフターヌーン・ティ」があり、スウェーデンには「フィカ」、フランスのは「カトゥルール」。スペイン・南米には「メリエンダ…

「お清め」の霊験あらたか…か?

築60年近い都営アパート解体工事が持ち現場の一つになった。ゲートや囲いなどの周辺整備に時間をかけ、やっと先週から居室のバラシに着手した。 その最初の日、人柄に味のある老監督が「気休めだけど、やっとくか!」と助手を連れて建物の周囲を巡りながら何…

秋草と外来種

ススキや桔梗、萩など秋の草花をあしらった「秋草」の図柄は、枯れゆく淋しさや侘びた風情があり、日本の伝統的な意匠だ。だがもう消えるかもしれない。 昨日から現場近くで見るのは、妙に自己主張の強い、名前も馴染みの薄い外来種の「秋草」だ。写真中央の…

棄てる本の「余滴」(5)

●「茶の話~茶事遍歴~」(陳舜臣) わが四谷左門町に「大日本茶道学会」なる建物がある。「茶道」は「ちゃどう」と読み(裏千家流)「さどう」(表千家流)ではないらしい。こういうことを言い立てるから「茶道なんてねずみ講くらいの価値と将来性しかない…

棄てる本の「余滴」(4)

●『杉浦康平のデザイン』(臼田捷治) 子が親より先に死ぬのは最大の親不孝。その報いで三途の河原で石を積み続けることになるが、鬼が来て蹴散らしてしまう……では弟子が”出藍の誉れ”を果たせず、師匠より先に死ぬとどんな報いを受けるのだろう……。 杉浦康平…

良い話と悪い話がある…

「良い話と悪い話があるけど、どっちから先に話すべき?」と言うのは心理学では「ゲイン•ロス(gain-loss)問題」の一種。良否や損得のギャップが大きいほど印象が強い。だから良い話を後にした方が印象が良くなるらしい。だがその逆の説もあるから心理学なん…