h.Tsuchiya

編集と広報のお手伝い & My NEWS

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その20)

(ジジババたちの就老キャリアップ作戦) 過去の職場での厚遇や栄誉など何の役にも立たなくなるのが65歳からのジジババ労働者。……でも慣れぬ仕事とはいえ、当初、任される仕事はタカが知れているから、ふた月もすると馴れ、いや狎れてくる。仕事の手順や基準…

爺歌41 黄昏時の『プレイバック part2』

狭くて柱の多い駐車場でその事故は起きた。でかい「ヴェルファイア」がバックして柱の角に後部をぶつけたのだ。県外ナンバーで運転していたのは40歳ぐらいの小柄な女性。ペコリと凹んだ後部ドアを見て「はぁ、買ったばっかりなのに……」と溜息。何しろ慣れぬ…

ご近所で仕事半分、趣味半分

今日の現場は家から歩いて5分の荒木町。四谷きっての呑み屋街で歌舞伎町より古い。編集関係者の客も多く、自分は車力門や杉大門通りの入り口近辺の店には行った。街はすり鉢状で起伏が多く現場はすり鉢の底。津の守(かみ)通りが近い、。ここは1700年来、美…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その19)

3K系の現場ではガイジンと会うことも多い。若いのはベトナムやインドネシアが多いが、圧倒的に多いのが中国人だ。年齢分布が広く、滞在年数も長い、日本語できる人も多い。基本的に「誰とでも友達になってみよう主義」❓のワシは、彼らに話しかけてみる。便…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その18)

左の写真。毎朝6時半、地下鉄四谷三丁目のホームベンチでコンビニパンを食べて電車を待つ爺さん。私に酷似していると思う人もいるかもしれんが、「これは私ではない(マグリットce n'est pas la mienne)!」 彼は、ワシと同じ会社で業務に就いているAさん…

爺歌40 『俺たちの旅』の想定外な結末?

「夢の坂道は木のハ模様の石だたみ♪」。中村雅俊主演・歌で1975年にヒットしたTVドラマ主題歌。この時、中村24歳、作詞した小椋佳だって31歳。だから歌詞には出発のイメージ、獏とした期待しかない。この歌ができて44年経過し、今年団塊世代がずべて70歳代に…

「トンチンカン」な時計を買った!

興味深かった夜勤バイトが明けた大晦日の夜。晩酌しながら、他の仕事で傷めた腕時計が気になって、ネットの中をブラブラ。安っすくて、シンプルなデジタル時計を探した。Gショック系のデザインは好きじゃない。するとリストバンド風で約3800円のが見つかった…

カレンダーも一新!……ん?

明けましておめでとう。で、わが家のカレンダーも一新。メインはいつもの歳時記カレンダー、卓上用に初めて岩合さんの猫カレンダー。気分も一新できた気になったが……ふと「?」。例の元号問題をカレンダー業者がどう対処したかが気になり、去年のものと比べ…

爺歌39 渋谷と「蛍の光」が気になって

英国のTVドラマ『ダウントン・アビー』は、1929年の大晦日から年が明け、家族や従僕たちがこの歌を唄うシーンで終わる。「懐かしき友たちは忘れられてゆくものなのか、久しき日々も記憶の彼方に去るのか♪、懐かしき友のために、久しき日々のために、慈しみの…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その17)

たまには客観的なデータを少し紹介。日本政策金融公庫の総合研究所が、昨年シニア勤労者アンケートのレポートを出した。まず働く理由、のベスト3は「生活費などに充てる」(60~64歳52%/65~70歳34.7%)がトップで「将来に備える」(同13.4%/18.7%) と…

火の用心、盗っ人用心

昨日、傍の左門町公園に「夜警詰所」ができ、夜には拍子木を叩きながら「火の用心♪マッチ1本火事の元~♪」と唱しながら町内を巡り出した。土地柄、江戸町内の番所の伝統を感じたが、「マッチは変だな?」と気づいた。それに郷里の田舎町でもやっていたからこ…

街で見かけた奇妙な光景

今日、工事現場の立哨中に、妙な集団を発見。規則違反だが好奇心に負けてパシャッ。外苑東通り沿いに並ぶ東京都のイチョウ型の入った道路柵を50人以上の人たちで掃除している。白い安全ベストにヘルメット、手に手に小さなバケツとブラシや雑巾を持って移動…

爺飯64 弁当か? おにぎりか?

秋以降、昼を外で食べることが多かった。時間が無かったり、店が無かったりしたからだが、牛丼屋やコンビニメシは嫌だった。良い店で旨いものを味わうには時間も予算もない。……そうなると、自分で用意するしかない。最初は、おにぎりにした方が簡単かと思っ…

爺飯63 「ユズの大馬鹿18年」をジャムに

昨日は冬至。東京での日の出入り時刻を夏至(/後者)と比べる。日の出 6:47/4:25~日没 16:32/19:00、日の射す時間は9時間45分/14時間35分と5時間も違う。この日を境にまた日が長くなることを、古代、クリスマスの原形(yuletide)を始めた北欧人も、「…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その16)

昨日までの暖かな陽が一転、昼から氷雨。鉄筋組上工事の現場で、濡らしたくない資材を職人が大慌てで取り込んでいた。規則違反は承知で自分も手伝ったが、10kg程度の鉄筋を繰り返し移動していたらクラっとした。食欲がなくて朝食を抜いたせいもあるが、思っ…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その15)

人は皆(ほんとにみんな!)、何かしらの”負い目・引け目”を抱えて生きている。この日記で、自分は、「老人」であるための就活バリアや人間模様を観ているが、身体あるいは精神障害を抱えている人はどうだ? シングルマザーは? 家人の介護に追われる人や前…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その14)

自分が就活を始めのは、今回で2回目。両親の介護と看取りを終えて再上京したものの、”本業”の編集やライターの仕事には、すぐには復帰できなかった。それも当然、9年も離職していた間に業界の人脈は枯渇していたし、自分の会社は存続しているが、経営を譲っ…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その13)

冬至前のこの季節、まだ日が昇る前の6時半頃から街が動き出す。コンビニの日配品配送、自販機の飲料補充、大きなビル前の落ち葉掃き、建設現場ゲート前の警備員集合、分別ゴミ1番は持ち去り警戒の缶回収(のべ4種別々)、駅から上がって来るのは厚着した職人…

ほぼリアル「就老」(就活老人)日記(その12)

「独居老人」の是非論議がやかましい。たしかに2025年には、男性が約230万人、女性が約470万人(←これがスゴクナイ?)になるのだから無視はできない。だが、「独居老人=孤独死」のようにパターン化して論議するのは異常だ。自分は「ジジババの独居もまた良…

ジジババを憎む町v.s癒す町

師走土曜のディナータイムに渋谷駅を通り抜けた。派手なイルミネーションに喧しいサウンド。雑踏を行き交うのはほとんど若モン。東急の横暴な渋谷破壊工事が続いているこの町は醜く、不便を極める。かつての宮下公園、カレーの「インディラ」、安い2本立て映…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その11)

リカレント教育(recurrent education)について補足。「リカレント教育には、高等教育機関(大学・大学院)で教養を深める学び方も含まれれば、職業訓練も含まれる。教育を受ける時期・年齢は問わず、いちど妊娠・出産などの事情で離職した者や、定年退職し…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記(その10)

高齢者を雇用するどこの職場も、その育成に苦慮するらしい。動きが緩慢、もの忘れがひどい、勝手にアレンジしてしまう、反発する……等々。自分も警備の実習で「左向け左!」でヨタヨタしてしまった(「できらぁ!」という人はやってみろ!)。これがコンビニ…

爺本20 明日は『或る日の大石内蔵助』でも

「♪時は元禄十四年十二月十四日♪」と来ると、どうも落ち着かず毎年『忠臣蔵』ネタをブログやFBに書いてしまい、さらには近所のカラオケスナック『高樹』で『元禄名槍譜』を延々とうなって(1曲8分以上!)顰蹙を買うことを繰り返してきた。とくに好きなのが…

爺歌38 すごいことになってる「歌声喫茶」

店で歌集を買いコーヒー一杯(しめて100~200円)で、客の若者たち全員が延々と唄いまくる。これが1955に生まれた「歌声喫茶」。歌はさまざまで童謡、唱歌、歌謡曲もあるがなぜかロシア民謡(カチューシャ、ボルガの舟歌)が多かった。ステージのリーダーた…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その9)

この冬のボーナスが支給された(民間大手平均83万円、国家公務員が同65万円)。ローンや貯金に繰り込む家庭もあろうが、”アブク銭”と浮かれる人もいるだろう。古今東西変わらぬ人間のサガを見ると、アブク銭は必ずファッション、持ち物、車、異性、ギャンブ…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その8)

(「佇む哲人」続き) その爺が唐突に話しかけてきた。「君、マズローの自己実現欲求説知ってるだろ?」「はぁ、5段階説ですね」「彼は後年、6段階目に『自己超越欲求』があると唱えたね。人口の12%がそうだ、と。これがよくわからん」。後にも先にも話はこ…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その7)

リクルートが1991年に「ガテン」という肉体労働、ブルーカラー向けの求人誌を出してから3K職場にも少し光があたった。しかし同誌は2009年に廃刊。理由はわからないが、3Kどころか「甲斐がない」「替えがきく」「給料安い」「カッコ悪い」職場は厳然としてあ…

爺飯62 「ちまちま好き」が止まらない

いつからこうなったのか自分でもわからんが、台所で「ちまちま」したことをやることが多い。例①レモン・ハチミツ汁を作った残りの皮。果肉をこそげてピールを冷凍。焼き魚やスープに使う ②きんぴらにして余ったゴボウを少し茹でて甘味噌漬け。刻んでおにぎり…

爺歌37 ヒートショック注意の『寒い朝』

今日(9日)は都心でも10度に届かない「寒い朝」の日曜日。つい口をついて出るのが「北風吹き抜く~♪寒い朝も心ひとつであたたかくなる♪」(1962年)の歌詞。明るいというかノーテンキというか、いまどきにはない歌詞だ。だが、爺の記憶力はアヤシイ。長いこ…

ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その6)

「治験」というバイトがある。市販前の最終チェックとして人体で行う新薬試験のこと。「それ、やばくない?」と思う人も多いが、健康リスクはほとんどない。このバイトに応募するには、まずたくさんある「治験バイト専門派遣会社」に登録に行く。簡単な身体…