h.Tsuchiya

My NEWS

どこかに「公平の神様」はいないか?

今年3月に東京都から低所得者向け「おこめクーポン」の案内が来たので、自分は米5kg×3+煮野菜パックを申し込んだと書いた。先に米が来て、先日煮野菜が来た。刻み野菜パック10個あって「肉じゃが/カレー用」(8個)とより細かく刻んだ「ドライカレー/ミ…

駄句ひねりつつ観天望気

「観天望気」とは、空や自然現象を観察することで経験的に気象の変化を知ること。昔からの生活の知恵で夕焼けは晴れだが朝焼けは雨の予兆とかは当たっている。民謡でも「きゃある(蛙)が鳴く→雨ずら」とか「米山さんから雲が出た→夕立」とか謡われる。自分…

「空調服®」+αで猛暑に耐える

去年7月も9日連続猛暑日だったが今年もなかなか暑い! 日陰のない場所で立哨するのは命がけで熱中症が怖い。そこで対策の基本は、まず「空調服(これは登録商標)」着用。警備会社によっては希望者に有償支給というところもあるが、今の会社は最初から無償支…

「雨夜の品定め」する/される

来週には梅雨明けしそうだが、今から1000年以上前のこの季節(長雨晴れ間なきころ)に、職場に宿直した男たち4人が「理想の女性像」をテーマに語り明かしていた……ご存じ『源氏物語』の第ニ帖「帚木」の、通称「雨夜の品定め」だ。17歳になった光源氏もその一…

役人はカタカナ語が好き?

先月末からこの1週間、地下鉄ドア傍にポスターが掲出れた。「魅力ある職場づくり推進奨励金」とあり「最大130万円」が支給されるという。主催しているのは東京都の(公財)東京しごと財団。サブのコピーには「職場環境の改善。人財育成、賃金引上げなど 従業…

「雨」が題にない雨の名曲

まだ夏至期間で今日などは一番日の入りが遅い(19時1分)日なのにうっとおしい雨雲のために入陽が見えない。でも降り続ける雨の中で立哨しても、手に当たる水滴がやさしかった。で、いい気になって「雨」にちなむ懐メロや童謡を次々とハミング。20曲を超えた…

都バス「品97」路線メモ(後)

外苑西通りから明治通りに入る。大まかにいえば進行方向右手は白金圏、左手は麻布圏になる。浮世絵に見る通り元はだだっ広い広場だったエリアだ。<広尾>「高級感ある町~」式に言われるが、通りに面したベランダに洗濯ものがヒラヒラする都営アパートもあ…

都バス「品97」路線メモ(前)

この頃、わが四谷三丁目から品川の現場までバスを利用することが多い。時間は30分ほどかかるが混んだ電車を乗り換えながら行くよりはるかに快適だ。主に外苑西通り走るこの「品97」は旧都電ルートで各停留所周辺には面白ネタがたくさんある。<左門町>幕府…

外人YouTuberに教わること

連日、YouTubeのおすすめに大量の「外国人観光客インタビュー」投稿が出てくるが、アホな聞き手が多くて、同じようなベタほめ話でゲップが出る。唯一例外は日本のマイナス面を聴いて、米人男性の『日本のソーシャルプレッシャーがキツイ』というコメントだっ…

プレミアム付商品券のリアル損得

生活に必要な消耗品類は不思議と無くなる時が一度に重なる。今日もハイターにダスターのほか各種調味料(みりん、ごま油、麺つゆ)が無くなり補充する必要が出てきた。うっとおしい雨が断続的に続いているが(まさに「さみだれ式})休みに動かないと、平日…

「梅雨」より「五月雨(さみだれ)」派

早くも西日本が「梅雨入り」。警備員に限らず外で働く職人の大敵はこの長雨だ。天気予報で傘マークが並ぶとウンザリする。コンビニの安物カッパはべとつくしムシムシする。「ツユ」と呼ぶのも気に食わない。昔の中国人が「梅雨」と美称を当てたのが良くない…

老人たちの様々な昼下がり

現場近くに区の地域センターがあり、色々な活動に使われている。ワシも休憩に利用させてもらっている。午後休みにロビーにいると琉球三線と女性のゆったりした唸り声の様なものが聴こえてきた。隣の部屋では爺さんたちが将棋か碁を指している。体育室の予定…

「紙の本」を買ってしまった!

現場近くの小さな図書室で立ち読みしたのがきっかけでアマゾンで衝動買い。中古でもなく電子版でもない新品「紙の本」、それも一回の読み捨てでも惜しくないタイプの本を買うなんて…自分の粗忽さを後悔した。蔵書の始末を進めているというのに…。 買ったのは…

「うっとり系」の祭バカ

17日は「神田祭」の最終イベント例大祭だ。日枝神社の山王祭りと毎年交互に開催されるが、こちらは江戸情緒たっぷりなのがイイ。神輿を担ぐ連中が『お祭りマンボ』のおじさん・おばさんそのものだ。これを「ワッショイ系」祭バカと呼ぶなら、真逆が「うっと…

「期待はずれ」に終わらないで……

今年3月末に伊藤園は系列下の「TULLY’S COFFEE」ブランドで炭酸入りのブラックコーヒー「GASSATA(ガッサータ)」(イタリア語で炭酸の意味)を発売すると発表していた。 ブラックコーヒー好きでかつ炭酸ものも好きな自分としては、「お、いいじゃん!」と喜…

「そば屋」のノレン看板考

マセガキじゃなかったけど「信州信濃の新そばよりも♪わたしゃあんたのソバが良い♪」というドドイツはガキの頃から「♥」系と知っていた(笑)。 そのソバだが左のようなノレンや看板を出している店が多い。どちらも「生そば」と習慣的に読んでいるが、よく考え…

「コンフォートゾーン」を脱して

今日は「夏日」の予報。エアコンの効いた部屋のように居心地の良い快適な(comfortable)環境は抜け出たくない。心理学の「コンフォートゾーン」だ。でもそこを抜けないと自分が変われない、前へ進めないこともある。 自分は2018年秋にB社に所属して「警備業…

春の「うらら」を嗅いで……

のっけに悪臭の悪口。地下鉄迷宮・大手町の東西線ホームは便所クサい。汚水が壁に沁み出しているのに昔から放置のままだ。どうして皆ガマンしてるの? 気分一新。今週は春っぽい「うららか(麗らか)」な空気を味わったよという話。「うらら」というのは空が…

この子らの「30年後」を想う

一昨日の現場は公立小学校。校舎の一部工事中ながら「入学式」があった。約80組の親と子供が列席し校門前で記念写真を撮っている姿が微笑ましかった。昨日までは幼児だから幼くてあどけなく、ランドセルや校帽も大きすぎる。が、両親や親族の安堵したような…

チャットボットに「推敲」は無理?

気づけばもう4月に突入。2週間以上投稿しなかったのは体調不良と気だるさのせい。風邪のような症状がダラダラ続き、仕事も休んでゴロゴロしてた。ヒマつぶしは例によってYouTubeとtiktokで、期待もせずに流していたら一つだけ中国の木彫ネタに目が留まった。…

炊飯器で「タルトタタン」に挑む

安いリンゴが手に入ったらまず朝食用のジャムを作る。この頃は、リンゴの他に牛乳や小麦粉、卵などが身近にある時は「リンゴケーキ」に挑んでいる。作りたいのはフランスの「タルトタタン(写真右下)。タルトは果物焼き菓子で「タタン」は19世紀に最初に作…

花見前にやっておきたいこと

今年を含め3年連続で3月高温のため桜の開花が早いらしい。今日の現場近くの町内会掲示板のビラには「25日に桜まつりをやる」とある。あと10日もモツかなぁ~。個人的には花見に巻き込まれる前にやっておきたいことがいくつかある。●その1:白木蓮(木蘭)が…

「おこめクーポン」に申込む

コロナで眠っていたインフレ圧力が噴出して世界中で物価高騰と生活困窮層の急増が起きている。日本でもその対策として大阪府は「子ども一人に5000円相当の米ないし食品クーポン」を支給する政策を打ち出し、東京都でも、ワシのような低所得者向けに「おこめ…

梅の名句とイキな俳人

季節が終わる前に梅の話を書いておきたい。 数年前まで、この時期になると小田急線「梅が丘」の羽根木公園「梅まつり」(世田谷区HPより)と近所にある「美登利」の寿司を愉しんだ(鯖寿司おすすめ)のだが、自分の病気やコロナで足が遠のき、気づいたら昨日…

「食」に出るわが深層心理

ワシはこの頃、ヘンである。「食」に関して抑えていた箍(たが)が少し外れたようなのだ。食べたいものがあっても(手術の後遺症で)身体的に難しく、ご飯ツブ系や刺激の強いものがアウト。急いだり大口で食べるのもダメ。せっかくアツアツの麺類を食べても…

せこいいさかいせせこましい

米国のTVドキュメント「the nightmare neighbor next door(隣人の悪夢)」が人気でYouTubeにシリーズが載っている。近隣に悩まされる話がリアルだ。国家もそうだが隣同士というのは仲が悪いことが多い。 写真左を説明しよう。左のブロック塀のマンションが…

長生きしすぎな鉢植え

すでに何度か記事にしたが、この冬もわが家のカランコエの鉢植えが花をつけた。アロエの「不夜城」も親株子株揃って元気だ。両者とも2011年に入手したので12年も生きている。とくにカランコエは、葉も茎もポロポロになるような枯死状態を何度も経てきた。冬…

自戒「塩垂れ」てはイカン!

街で同年配の男たちを見て思わず溜め息することがある。マスクの端からゴマ塩の無精ひげ、耳や襟にかかる白髪の蓬髪、今コタツから出てきたばかりのよれた服。おまけに猫背で小さな歩幅で傾いで歩く……概して「ショッタレ」ているのである。溜め息の理由は、…

イヌとネコの話

●「犬を連れた奥さん」 現場近くの公園で昼休みしてたら、トイプーを連れた奥さんが来た。トイプーが馴れ馴れしくじゃれてくるので「可愛いですね~」とか言って少し相手をした。奥さん「この仔はヒトが好きなもんでホホ」なんて言う。それが3日も続いたので…

「石敢當」と「いけず石」

練馬の現場の近くで「石敢當(いしがんとう。奄美ではせきかんとう)」を見つけた。小さな印刷工場の玄関付近に貼ってあった。どうやら出入りする車両に「ぶつけないでね」の注意喚起らしい。 「石敢當」は中国・道教起源。中華文化圏、台湾にもたくさんある…