h.Tsuchiya

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今どきのオヤジたちの生態観察

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退職(リタイヤ)したはずのオヤジたちはまだまだ死にそうにないんだけど……

その1)話の長いオヤジの弱点は息子
うちの会社にうるさいオヤジがいる。とにかく人の10倍話が長く、 二言目には「最近の若い奴は云々」が飛び出して来る。ある飲み会でのこと。入社2年目のR君がオヤジの標的となった。 酒が入ると説教が3倍増しになるオヤジは絶好調。R君も災難だな・・・ すると出ましたオヤジお得意の「最近の若いモンはry」 そのくだりが一通り終わると、R君の反撃が始まった。
 「いやまあ、自分達ゆとりでバカですから。ただですね・・・ それを仕込んだ親の責任てのはどう思いますか、○○君のお父さん」オヤジびっくりする。R君が口にしたのはオヤジの息子の名前だったから。 後で聞いてもR君は息子と同級生だった、としか話してくれないが、どうやら息子は ご高説垂れるオヤジが仕込んだ割にはアカン子のようで、オヤジは一挙にトーンダウン。 散々にやり込められたオヤジは一気に酒も冷め、以降はすっかり大人しくなった。 快適に仕事が進むようになったので、R君にはGJを贈りたい。


その2)死ぬ前にせめて。せめて……
3日から24日にかけて、福岡市博多区と福岡県大野城市でホームレスとみられる60代の男2人が食品を万引きしたとして 窃盗容疑でそれぞれ現行犯逮捕された。
  博多、筑紫野両署によると、2人に所持金はほとんどなく、「夜も寒いし生きていくのがつらくて死のうと思った。死ぬ前においしい物を食べたかった」「おなかがすいてやった」と供述しているという。63歳の男は23日、博多区の商業施設で菓子パンや酒、チーズなど、60歳の男は24日、大野城市の商業施設で弁当やカイロなどを盗んだ疑い。
  県によると、昨年1月時点で確認されたホームレスは354人。うち217人を数えた福岡市によると、相談員が公園や河川を巡回してホームレスの相談に応じているほか、障害や病気で就労が困難な場合はシェルターなどで一時保護しているという。 炊き出しなどをしている同市内の支援団体職員は「支援の情報が伝われば事件を防ぐことができるかもしれない」と話している。

その3)まだまだ現役気分のオヤジやオカン
・うちの母親(71)は未だにジャンプみてるし進撃も楽しく読んでる  ぶっちゃけ年老いた人は漫画読まないアニメみないは無い。
・ウチは70歳のじいさんだが初代レッド&グリーンから 今のXYまでとぎれずにポケモンやってる 据え置きのほうが文字とか大きくて見やすいと思うのに携帯機が好きらしい
・もうすぐ定年の親父もakbとかモモクロとか見てる。勉強のためなんだろうか。10年前ぐらいはモー娘とか普通にみてた

その4)努力すればまだまだモテルかも
若い女性たちに愛されるシニアたちの証言を並べてみると、「女性と交わる機会があるのは金持ちやハンサムなど恵まれた少数派だろう」と懐疑的にとらえる人は少なくない。 だがそれは間違いだ。本誌は「歳下の彼女」を持つ中高年に数多く取材してきたが、その多くはどこにでもいるような「普通のオジサン」だった。50代後半の中小企業管理職・Aさんは、身長160cmほど。額はハゲ上がっていて、とてもモテるタイプではない。しかし20代の派遣社員と最近付き合いはじめた。
 「零細企業なので、管理職といっても年収は同世代の一流企業社員の半分ほど。とても彼女に“お小遣い”をあげられるような身分じゃない。 それでもこちらの必死さに折れて“こんなに熱心に言い寄ってくれて嬉しい……”と付き合い始めたんです。  僕にとっては過ぎた子ですが、地味で目立つタイプではないので、これまでに同世代の男から求愛された経験が  ほとんどなかったことも成功した理由のひとつでした。
 娘にCDを借りて、西野カナEXILEなど彼女の好きな音楽を聴いて、話を合わせるように努力しています」(Aさん)

その5)「おう、そば屋か~」(俵星玄蕃か?)
役定者研修で、お互いの「今後の理想の仕事と生活=その夢を語ろう」がある。
よく出る御三家は、蕎麦屋、田舎暮らし、趣味を生かした仕事。いい年になって満員電車で通勤、あくせく時間に追われての日々、自分らしい生き方や働き方を考えたとき、ふとこれらの仕事や生活は自分を取り戻せる仕事のように思えるのだろう。
 自分の工夫でおいしい蕎麦をうち、友人にでも堪能してもらえたらどんなに充実した日々だろうか。田舎暮らしのスローライフ、趣味の釣りを活かした釣り舟屋……まあ、夢は広がるし話は弾む時間だ。だが、それを最後のキャリアビジョンに描く人はほとんどいない。なぜ蕎麦屋が定年後のあこがれになるのだろうか。少し斜に構えたものの見方になるが、自分が主役となって蕎麦を打ち、その働き方を人に見てもらえる、そして人との対話がある、それがこの蕎麦屋を志向する裏面のように思える。これは過去の役割の一山が終わり、役定後の働き方で、もはや昔のような存在感を示すこともできず、面白みもやりがいもない仕事に比べれば、なんと充実した仕事なんだ、そう見えるのだろう。
 普通のビジネスマンなら、現実の蕎麦屋さんの経営が、そんな素人が参入できるほど甘いものものではないことは承知の上だ。突き詰めていえば、蕎麦屋の夢は、その日1日、1日の手ごたえと充実を得るための「仕事の夢探し」を託せる“青い鳥の仕事”なのかもしれない。


まだまだ周囲を見渡せば、すごい呆れるオヤジやオカンがいると思う。おもしろいなぁ~