今日、５ヵ月半勤めた会社を辞めた。本当は」あと２ヵ月くらい契約が残っていたのだけど、会社ごっこは自分には向かないことがとことん分かったので、いろいろ口実を設けて辞めた。辞めた会社のことをあれこれと書く気はない。ただ、仕事は楽しかった。色んな人が、色んな仕事で頑張っていること、けなげなくらいひたむきに仕事をやっていることが分かった。
でも、職場としてはボクには無理が多すぎた。小さな会社なのに、タイムレコーダーはあるし、日報は書かなきゃならんし、何の手順の説明もない。環境的に、自分の力の半分も出せないことを痛感したのだ。
日本人はまじめ、几帳面、責任感がある。逆にいえば、反骨精神と自主独立の心に乏しい。だから大人しく社畜に甘んじているか、こそこそスーダラやるか、ごくごく内輪で愚痴るようなことをするようになってしまった。節目はあの２００８年のリーマンショックだったと思う。精神的デフレーションに陥ったのだと思う。
それはともかく、辞めてどうする？と皆が聞くが、ボクは何も決めていないし、当てなんてまったくない。でもこうやって45年も生き延びてきたサバイバル能力はあると思う。意外とシブトイところもある。だから何とかなると楽観的な気分だ。でももう会社ごっこ、社畜見習いみたいなことはしたくはない。やはり自営で、若い連中と遊び半分、趣味半分でやれそうなことを考えている。
明日からは晴れてフリーに戻れる。少なくとも今夜は晴れ晴れ気分。ボクのために送別会をやってくれた昨日までの仲間も大切にして行こうと思う。
