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RIPE's blog

記事の中身は「R65」。年の功がある人(RIPE)向け。でも若い人も大歓迎ですよ(笑)

東京ノスタルジック・ナイト

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 今日7月25日は、隅田川で花火大会、新宿では沖縄エイサー祭り、うちの近所の公園でも青年会による夏祭り宴会……。東京中が、なんとなくノスタルジックな空気に包まれたような夜だ。かくいう自分も、YouTubeで「男はつらいよ」を観ている。第41話は、初の海外ロケで、なんと寅さんがオーストリアに行ってしまう話。現地の日本人ガイドのマドンナ役が竹下恵子。オバサン役の淡路恵子が渋い! その竹下恵子が日本と故郷を思いつつ恋愛にもちょい悩むという設定……。

 ノスタルジーにも2種類ある。遠く離れた故郷を思う空間的なものと、帰らない昔の時間を思う時間的なものだ。でも、両方が分かちがたく繋がっているから面白い。現代ではどこにでもすぐ行けるし、昔の情報もたくさん残せるからそんな感傷的な気分はどんどん形骸化しているのかもしれないが、こういう感情は昔からあるし、洋の東西も関係ない。人間の普遍性の一部かもしれない。

 東京ノスタルジック・ナイトの気分は、新盆の頃から始まって、8月の夏休み終わり頃まで続くのだろう。花火大会やら町内盆踊り大会などのイベントもこれからが本番だ。自分も今年の盆過ぎには一度、帰ってこようと思う。

 「ふるさとは遠くにありて思うもの。そして悲しくうたうもの」は、金沢生まれの室生犀星の詩。今までに何度も、何度も口にした一節だ。そうそう、ノスタルジーっていうのは、どことなく甘酸っぱいというかホロ苦いものなんだよね。いかんいかん、「寅さん」シリーズの見過ぎだな、こりゃ。