h.Tsuchiya

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「空色のクレヨン」

 

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 今日も都心はいい天気。日向のソファーにいると暑いくらい。雲一つない空、カメラマンなら「ピーカン(たばこのピース缶)だぁ」と嘆くかもしれない。強すぎる陽射しも撮影の敵だから。

 ハッピーエンドの「空色のクレヨン」が頭に浮かぶ。「彼女を描いた」「とてもきれい」なのに「僕は風邪をひいているんです」という不思議な歌詞(松本隆)。

 クレヨンといえば「肌色」という表示がなくなった。「うすだいだい」とか「ペールオレンジ」に変更された。昨今のご時世をおもんぱかってのこと。たしかに肌の色は千差万別だからね。 

 クレヨンの色の名前は、子供には不思議だった。「グンジョウイロ(群青色)」とか、「オウドイロ(黄土色

)」は、なんだか、響きがウンコっぽかったし、水は透明なのに「水色」があった。茶色は焙じ茶の色で緑茶の色ではなかった。金色、銀色は名前の割に安っぽかった。男の子は「桃色」をあまり使わなかった……。まさに色々な思い出が交錯する。