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酒の肴「なんちゃって」シリーズ

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 おっさんの酒の肴。レシピもなし、分量もいい加減、手早く作れるもの。だから正式ではない、まがいものの「なんちゃって」シリーズ。ただ、食材はなるべき季節のものを使いたいと思う。それが一番、安くて旨いからだ。
 
 春は山菜やタケノコや葉物、夏は茎もの、秋は実もの……。セロリの塩漬けも旨かったし、ブロッコリーの茎を捨てずに味噌漬けにしたのも旨かった。

 そして寒い季節は魚が旨い。それも煮物や鍋ものが多くなる。ツナ缶で作る「ブリ大根」もどき、インスタント味噌での「牡蠣の土手鍋」もどき、鱈の切り身 に豆腐とマイタケだけ加えた「鱈チリ」もどき……てな調子。

 今夜は、いつもならヅケ丼で食べるマグロのブツ切りとゴマ油で焼いたネギの「ねぎマ汁」。ネギが甘くて旨かった。焼酎によく合った。原価は400円ぐらい。これでも自分としてはちょっとぜいたく。江戸の頃からある献立、気分は池波正太郎的世界、なんちゃって。