h.Tsuchiya

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中国人が出汁を作る時代

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 和食が世界無形文化遺産になってから2年半。その普及ぶりは想像を超えている。中国人が日本を紹介するネット番組「惊奇日本」(http://v.youku.com/)では、中国人の女の子が本格的な和風出汁を作って見せていた。昆布の表面の埃をふき取り、たっぷりの削り節を用意。決して煮立たせないようにして黄金色の出汁を作った。


 しかも出汁を取った残りの昆布で佃煮まで作る。今の、日本の若い女性たちはここまでできるかな? このノウハウは、和食の基本中の基本(発酵食品の話はおいといて)。それがネット経由で世界中に瞬時に拡散されている。

 こういう時代になったら、日本人はどうすりゃいい? 子供や孫に食の遺産を継承することに本気で取り組まないとまずいだろう。ついつい手を抜いて、ついつい外食に走り、ついつい口当たりの良いものだけを食べていないだろうか? アトピーやアレルギーの真因は知らないが、こんな怠惰な食生活を続けているのが現代の日本人だとしたら、10年も経たずに、酷い食文化しか残らなくなる。

 本当に食生活、食文化を立て直すなら、女性任せにしている男たちが猛省する必要がある。「男子、大いに厨房に入るべし!」。よし、ワシも真夜中だけど、今から出汁をとって、何か作るぞ!