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RIPE's blog

記事の中身は「R65」。年の功がある人(RIPE)向け。でも若い人も大歓迎ですよ(笑)

発見!石川さゆりの着くずし術

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 石川さゆりのファンには常識かななのかなぁ? YouTubeで観ていて、この人、着物の帯〆を斜めにしていることが多いと気づいた。気になって探すとたくさんある。そうか、これが粋になり、色っぽさになっている。きちんと着るだけでなく、少しだけ崩すという演出だな、と理解した。

 着物はもちろんきちんとした着方がある。嫁入り前なら振袖で、結婚したら留め袖なんてのは、イロハのイか? だが、花街で生きる女たちは、あえて襟を大きく後ろに抜くし、方裾を持ち上げて歩いたりする姿も艶っぽい。羽織姿の八丁堀同心たちの着こなし術も男ながらなかなかイキなもの。ヤクザなあんちゃんが、袖から抜いた腕をふところに入れて、旨のあたりに拳を見せて肩をそびやかす姿は「弥蔵を組む」という(野村胡堂『半七捕り物帖』)、急ぐ時の「尻っぱしょり」もあるね。

 着物は、柄や生地がどうだこうだ、帯が長いの短いのと、いうようなことに始まって、小道具から着こなしまで含めると、実に千変万化。いろんな雰囲気を醸し出すのがおもしろい。ガイジンの女性が、ついつい普段の癖で、合わせを左前にしてしまうのもよく見る光景だ。

 ワシも着てみようかな、まずは浴衣からでも……。