h.Tsuchiya

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爺飯05 じゃっぱ汁

 

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庶民の日常飯は残り物の「始末」が基本。いつもハレの日の御馳走を食べてはいない。安く仕入れた食材を工夫しながら使いまわす。京都の「芋棒」も、「身欠きにしん」もそうして生まれた郷土食じゃないか。てなわけで、今日は、作り過ぎの白菜漬けと1切れ100円の鱈(薄塩)があったから豆腐と野菜屑を足して、余計な塩は加えず昆布出汁だけでザッと煮た。

青森の郷土食「じゃっぱ(雑把)汁」をイメージしたのだが、塩気が足りなくて食べる際にポン酢をひとたれ。なんのことはない、「じゃっぱ汁」変じて「鱈ちり」もどきになってしまった。でも旨かったから、まあ、合格だな。