h.Tsuchiya

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詐欺まがい?のシュリンクフレーション

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 米国の経済学者ピッパ・マルムグレンと言う人が、価格やパッケージを変えぬまま実質量を減らして流通させる経済現象を「シュリンク(縮む)フレーション」と命名したのは1994年らしい。この言葉が注目されたのは1996年の英国。スイスチョコの「トブラーネ」が特徴である山型の間隔を広げたことが批判され政治問題になってから。以降、日本でもコンビニ商品などが「小さくなった!」と話題になる。だが量を減らすのでなく。包装テクニックのワザでごまかそうとする姑息な”詐欺まがい”も増えている。こういうのって後進国にありがちな「アルアル包装」と思いきや世界中で横行している。……でも、個人的にはあまり怒る気がしない。理由は2つ。①消費者もバカじゃないからいずれ淘汰されると思うから。②いい加減デフレ基調を止めるきっかけになるのではという期待から。メーカーも正々堂々と値上げすればいいと思う。