h.Tsuchiya

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花火大会と『裸の大将』

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 昨夜は明治神宮花火大会。雨の晴れ間で挙行されたが、わがマンション恒例の屋上鑑賞呑み会は大家さんの気象判断で早々に中止だった。ひとり部屋呑みで観たのが『裸の大将』(1958年東宝版)。放浪の画家・山下清を最初にモデルにしたのはこの作品だろう。強い映像記憶力を持つ(サバン症候群?の)彼を精神病理学の研究対象に取り上げ、スケッチ旅行にも同行したのは式場隆三郎(新潟医科大)で、その彼が原作・監修もしている。そのアドバイスを取り入れた小林桂樹の演技が良い。後年、TVドラマの雁之助や塚地(ドランクドラゴン)のお手本になっていると思う。ただしこの映画は清の「嫌軍感情」色が強い。脚本がバリバリ左翼の水木洋子だから……。ちなみに清の本籍は我が村(佐渡・新穂)だった。母シゲの実家があったから。昨夜は実物の花火でなく、清の貼り絵「長岡花火」でイッパイやった!