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爺歌33 「歌謡映画」の実写『サザエさん』

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 曲が先行するか映画が先行するかの違いはあるが昭和30年代前後にヒットした当たり企画が「歌謡映画」だった。ミュージカルと違って映画の筋と脈絡不明に突然スターの歌が始まる。昨今のボリウッド(インド映画)並み。江利チエミの実写版『サザエさん』シリーズ(1956=61年の⒑作品)はまさにそれ。「ビビディ・バビディ・ブー」「バナナボート」「男はみんな狼よ」から「さのさ」まで出てくる。歌は抜群の進駐軍アイドルで吉本所属の芸達者、不思議と違和感がない。というかリアルで観たマセガキのワシはワカメ役松島トモ子ちゃんのパンチラスカート姿にボーッしてた。カツオ役は「小畑やすし」。坊主刈ではない・当時の子役少女は少女雑誌の表紙の常連。小鳩くるみ二木てるみ、古賀さと子、鰐淵晴子姉妹……いや、よく覚えてるもんだな(汗)……初代三人娘の仲間・ひばりも「歌謡映画」の人気もの。『悲しき口笛』『タヌキ御殿』『旅笠道中』とたくさんある。佐渡を舞台にした『ひばりの佐渡情話』(1962)は曲のヒット先行型。「ナジョして泣く♪」という歌詞の方言部分が地元民には不明&不評だった。ともかく「歌謡映画」は、妙に愉しくなるから観てくだされ。

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