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「秋」という漢字の奥深さ

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 「ものおもふ秋」というくらいなので、今夜は「秋」という字を少し調べてみた。まず「秋」を偏(へん)や旁(つくり)に使った漢字「愁」(うれい)、「鰍」(イナダ=ハマチ→ブリの幼名またはカジカ。これも2種でハゼ科の川魚か蛙のこと)、湫(しゅうは沼沢の意味)、 鍬(くわは鋤(すき)と違う)。また、秋の異字体には龝や穐がある。相撲や歌舞伎の最終日は「千穐楽」と書くのが正解。なお秋の「禾(のぎ)」とはイネ科の植物の実を包む殻の先についている細長いヒゲのこと。秋の入る四文字熟語も面白い。「一日千秋」とか「「秋高気爽」、「初秋涼夕」……等々。齢とっても学ぶのはホントに面白いと思う今日この頃である。