h.Tsuchiya

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映画一つで3つの話題

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 【1】コーヒーBOSS の主役?トミー・リー・ジョーンズは、『MIB』以外では齢(72歳)に応じた役回りをするようになって一層シブイ。①『ノーカントリー』保安官役は61歳の時だった。でも若い頃は甘い2枚目。②48歳の時、『依頼人』で生意気なガキ相手に振り回せされる嫌みな検事役をやったが、以降、甘さは無くなった。自分も、男としてはこういう顔になってから死にたいと思うが、現実は禿げたトムハンクス系のようなベクトル。トホホである。


 【2】前出の『依頼人』でガキを守るおばさん弁護士役はスーザン・サランドン、この時51歳か? 役では12歳のガキとの会話で、ロックバンド「レッドツェッペリン」が話題になる➂。ガキが「聴いたこともないくせに、話を合わせようとする大人が多いんだよな」と嫌みを言う。たしかに40違えば親子の差。無理に合わせるのはみっともない。でもツェッペリンは70年代一杯活躍したから、1994年の映画として両世代が知っていても不思議ではない。


 【3】オバサンのツェッペリン愛の深さを見せたのは「一番好きなのは、『モビィディック』(白鯨)でのボンザのドラムソロよ」という答。④ロックドラマーのレジェンドである「ボン」ザことジョン・ボーナムは、まさに鯨飲のあげく吐しゃ物を喉に詰めて1980年に32歳で死んだ。その命日が明日9月25日である。