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爺歌42 パラレル時空の「ストロベリー・パス」

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 1970年に結成されたプログレバンドが「ストロベリー・パス」だった。成毛滋、つのだひろ、柳ジョージたちが集って翌年『大鳥が地球にやってきた日』というアルバムを出した(ジャケットデザインは石森章太郎、ライナーノーツは影山民夫)。その中につのだが日本語で唄った「メリージェーン」が入っていた。テレ東系教育映画の監督だった田原総一朗の映画『あらかじめ失われた恋人たちよ』の主題歌にもなった。作詞のCristopher Lynは、キーボードの蓮見不二男。「メリージェーン」は、”Mari Juanna”つまりマリファナスラングだ。堅苦しく言えば「カナビスcannabis」……。それを知らずに、シブイ失恋の歌だ聴いている人が多いが、その話はどうでもいい。
 このバンドはすぐ解散し、高校生だった高中正義を加えて「フライドエッグ」になった。……自分にとってこの年は政治と『マガジン』の年だったし、とくに邦楽系には見向きもしなかった。今、振り返れば日本のロックが大きく動いた年だったのか。……まるで違うパラレルな世界の出来事に思える。