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爺酒05 「ヤシオリ」の酒は甘いらしい

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 子供時代の記憶はピンポイントに深い。1959年の東宝映画『日本誕生』(上映3時間!)の一部を妙に鮮明に覚えている。たとえば岩戸に隠れてしまったアマテラス(原節子)を引き出すために、神々がエロい踊りでバカ騒ぎ。チラと覗いたところを力持ちのタジカラオノミコトがぐいと岩戸を開けるシーン。その「田力=男」が相撲の朝汐だった。他にも八頭の大蛇とスサノオ(三船)が戦うシーンでは、まず壺に入れた酒をウワバミに呑ませて酔わせた。「これぞ計略だな」とひどく納得した。今の子は「ドラえもん」でこの話を知るのかも。……ともあれ、その酒を「八塩折(ヤシオリ)の酒」ということ(酒を仕込み水にして何度も醸造するという意味)や、実際にこの名の酒が売られており、味は「蜜のようなとろみがあり、癖のない甘さ」であることをメロス山本さんのブログで知った。……調べてみる気になったのは、庵野の『シン・ゴジラ』で作戦の正式名が「長いから『ヤシオリ作戦』としましょう」とさらりと言ったことが気になったから(この映画あまり説明がない)。……で、そのまったり酒を呑みたいか?と聞かれたら「……」だね。だって味醂みたいに思えるから。試したい人は松江の國暉酒造へ。