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爺飯58 昔風「カボチャ糅飯(かてめし)」とトリ大根

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 旬のカボチャを煮崩れぬよう濃いめに煮含め、わかめ加えて、炊き立てめしに混ぜ込めば、量も増えておかず要らずの「糅飯(かてめし)」。豆、大根、イモでも作る。これに白菜漬けでも添えれば、気分はすっかり江戸庶民のメシ。こんな爺飯に似合う映画は?……やっぱ時代劇でしょ。1963年東映映画『「この首1万石』(監督・原作:伊藤大輔)が似合いそう。江戸の口入屋「井筒屋」住み込みの権左(大川橋蔵)は、槍を抱えた奴踊りが売り物。人呼んで「槍の権左」。それがひょんなことから九州貧乏小藩のお国入りに狩り出される。さすが当時の東映だから演出、考証、小物、衣装、歌、ロケ、脇役(江利チエミ 大坂志郎 水原弘 堺駿二 平幹二郎 藤原鎌足 東野英治郎など)にもぬかりなくて、安心して観られる。旨いメシには、上手い芝居(残酷劇だが……)である!