h.Tsuchiya

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ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その13)

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 冬至前のこの季節、まだ日が昇る前の6時半頃から街が動き出す。コンビニの日配品配送、自販機の飲料補充、大きなビル前の落ち葉掃き、建設現場ゲート前の警備員集合、分別ゴミ1番は持ち去り警戒の缶回収(のべ4種別々)、駅から上がって来るのは厚着した職人たち……皆、この町の便利さ、清潔、安全、生産を支えている。早起き散歩の老人が自販機補充の若者に声をかける。「寒いのにご苦労さんね」と。老人が「子や孫にも就かせたい仕事」と思ってくれているわけではないことも判る。だが、そのひと言は、寒さや眠気も忘れるほどうれしい。……そしてほぼ30分ごとに街の人々の様相が変わって行く。マフラー、コートのビジネスパーソンが増え、現場へ急ぐトラックや重機が急に増える。通学の子どもたちが出てくるのは8時頃……朝早い仕事に出るようになって、街がゆっくりと目覚めて行くのが感じられる。取材日以外は朝寝三昧の毎日だったのをもったいなく思う。