h.Tsuchiya

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やっぱり、どこか嫌いなR社

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 今日のニュースによると、どこがいいのか金融業界は採用充足だが建設などは足りていないという。日本は、なんでこんな企業文化が支配的なのか! 元凶の「リクルート」は、80年代一杯、出入りのデザイン会社としてメシを喰わしてもらった義理がある。だが、当時からどこか好きになれない会社だった。1988年にグループ企業の未公開株が賄賂として譲渡した容疑で逮捕された会長の江副は、かつて55年日韓闘争~60年安保という時代に、当時の全学連や、同東大生・樺さん死去にも背を向けて、大学生向け企業広告の営業を始めていた。卒業学科が容易い心理学科だったことも怪しかったし、そのノウハウをベースに大学生向けのSPI(Synthetic Personalty Inventory:総合適性検査)を開発したり、ES(エントリーシート)方式を広めたり、世界的にも珍奇で、見た目も醜悪なリクルートスーツを標準化したのも、すべてこの会社である。同業だった毎コミ、文ブレ、日経ディスコ、UPUなどは可愛いものだ。江副は裁判を切り抜け持株を手放したが、しっかり400億円の売却益を得たという。……もう故人(2013年没)だから、これ以上悪口は言わないが、「アスキーは人材流出企業、リクルートは人財輩出企業」などと起業志望の同社社員がうそぶいていたは笑止だった。……若者よ、企業よ、R社なんかなくても働きの出会いはあるぞ! 首輪をつけられた「飼い犬」はだめだ!