h.Tsuchiya

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「なめくじ」を描いた芦雪に癒された

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 今日は仕事を休んで、友人のM君夫妻と上野・都美術館『江戸の奇想展』へ。M君夫妻とはよく美術展に行く。先月は六本木・森ビルの『新・北斎展』だったが。これは期待外れ。画号ごとの作風を分析して観られたが観るべきものが少なく会場も感心しなかった。でも、今日のは良かった。江戸時代に活躍した”異端系”の画家8人を集めたもの。若冲蕭白白隠国芳らはたくさん観てきたからさほどの感はなかったが、思わず、「目が点」になるほど見入り、感心してしまったのが長澤芦雪だった。……コレクターの米人プライスさんが出した「白象と水牛」も見事だったが、白黒を対比させた画の子犬の可愛さ、炎上する方広寺を朱と墨でスピーディに描いた画はドキュメンタリー的迫力……でも、最高の収穫は「なめくじ図」。こんなものを題材にするのもおかしいが、その動いた跡のヌラヌラを薄墨のひと筆で描くなんて、すごい発想とユーモアじゃないか! こんな人と友達になりたかったぜ。……平日なのに、ジジババ中心にたくさんの人。桜開花も近い上野ブラブラも癒された。「休み」ってのは、カラダの慰安よりも、こうして友と過ごしたり、心ワクワクの時間を持つことなんだなと確信した。さて次は、どこ行こかな?