h.Tsuchiya

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ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その31)

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(極私的10連休考)
 以前「大工殺すにゃ刃物は要らぬ、雨の三日も降ればよい」で書いたが、日給清算で働くものたちにとって、この「平成~令和10連休」は致命的な痛手である。無論、行楽地警備や店舗駐車場警備、オフィス移転業務など、休みだからこそできる仕事もないわけではないが、それは派遣会社の営業力次第。自分の会社の場合それがあまり強くなく、定休2日分を含めて5日も休みになってしまった。それでも減収になるのは間違いない……こんな思いをしている弱い立場の労働者は何十万人もいるはずだが、彼らの声は弱いから世間に知られることは少ない……だが、この連休を別の側面から見ればマイナス面だけではない。ワシは下腿静脈瘤で傷む足を養生できた。溜まっていた家事雑務を少し整理できた。自分の好きなことだけして過ごせる時間を取り戻した。何よりも、自分自身について振り返る時間的・精神的ゆとりが持てた。……世間並みに平成31年間を振り返った。昭和天皇崩御の記念写真集を某新聞社出版部で作ったのが平成元年だった。大手銀行が軒並み倒産や破産に瀕したのに政府が救って義憤を覚えたのが平成10年だった。佐渡島に居てfacebookを始めたのは平成20年だった(写真:当時の映画)……あと数日の休み、さて、どう有効に使おうか?