h.Tsuchiya

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爺飯77 ちゃんとした北イタリア料理を

北イタリア料理 麻布十番

 今夜は、老人と貧乏人の少ない町・麻布十番でイタ飯。ワシの印税をもらう代わりに関係者で食べようという企画。出版社のU社長、翻訳会社社長のSさん、その夫でテック・ライターのK君そしてワシの4人が行ったのは、北イタリアで修行してオーナーシェフになった須永さんの店「オステリア(大衆食堂) dieci(十の意味)」……あらかじめリクエストしていたのは、「ミラノ風カツレツ」と「チーズ・リゾット」。ここは「お犬様歓迎」を謳っており、犬を連れた客もちらほら(右下写真)……料理は、まず「生ハム、揚げパスタ、揚げコーンブレッド」、ついで「カルパチョのほうれん草/レバ―ペース添え」、パスタの代わりに「サフラン米のチーズリゾット(アルデンテ)」、メインが「ミラノカツ」。普通のミラノカツは牛/豚肉を薄く延ばしチーズを振ってあげるのだが、ここのは「京都・勝牛」みたいな肉厚牛カツ。実はこちらの方が伝統的なのだそうだ。肉は柔らかい。仕上げはドルチェとエスプレッソ。マナーとしてエスプレッソは最後で口直し……酒は、モレッティなどのビール、スパークリングワインそして白ボトル、赤ボトル3本。お腹が一杯になって、1人当たり1万円弱(世界各国の料理の中でコスパが良いのはイタリア料理、ついで中華料理だと思う)……たまには、ちゃんとした料理を、ちゃんとした店で、コスパも考えて愉しむことが必要だなと改めて思った。