h.Tsuchiya

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ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その33)

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(肉体ロード―、半年目)
 現場の空には高い空にできる巻雲(絹雲、すじ雲)。警備の仕事に就いたのが11月下旬。冬が過ぎ、桜も過ぎた5月末はもう夏だ……この半年続けた警備業務は、「歩く立て看板商売」と自嘲するぐらい70%が「肉体ロード―」で、アタマを使うのは残り30%。そのうち半分は、メシ、排せつ、休憩場所を検知することに使う。近所にコンビニや公衆便所、ベンチのある公園などを見つけると、ひとまずホッとする。生存本能である……残る脳みその使い途は、現場の環境、仕事の流れ、指揮系統などを把握することぐらい……いずれにせよ、ライター・編集者のようなロード―とはまるで違う。カラダとアタマがまだどっか別々。黒く焼けた手とまだ細く柔らかい手の平がそのバラバラを象徴している……果たしてワシは進歩しているのか? 以前の状態(ビフォー)をゼロとして、現在(アフター)と比較計量した。カラダに関して睡眠、体重、血圧、全体の健康、また経験した見聞量、新しい知己の数、あるいは時間の自由度、経済状態(金回り)、さらに特技・技能が活かせるかなど12項目を作り、各々±5段階で判定した。色んな新しい見聞をしたことや経済状態などは大きくプラス、健康状態は規則正しくなったのでややプラス、これまでの特技・技能は活かせていないと思うからマイナス、てな具合で平均評価はプラス2.5。つまり以前の状態よりは良い面が多い……仕事を始めた時、周囲には驚く人が多かったが、自分では「少なくとも2年はやる!」と決めていた……半年つまり予定の4分の1は過ぎたことになる。