h.Tsuchiya

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「叶」と「葉」ッパの謎

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秋叶原

 「あの姉妹が大麻!」というエグイ話ではない。姉妹のグラマラスな肢体を覆うにはイチヂクの葉では無理だからアキタブキでというエロイ話でもない……メトロ日比谷線の社内掲示版の話である。駅名が日本語だけでなくハングルや中国語でも表示されるのだが、「秋葉原」では「秋叶原」と表示されることを初めて知った。なぜ「葉」が「叶」なんだ? 車中ずっとこのことがワシの頭を悩ました……全国の秋葉神社は火伏せの神で天狗がアイコン。この神社を勧請しているところはたいてい大火の歴史がある。東京のそれも明治の大火で設けられた火除け地からできたもの……こんなことは知っているが、この際「秋葉」に意味はない。「葉」が「叶」になるカラクリがわからんのだ……調べると、これは中国の簡体字繁体字なら「葉」のまま。ただ本土でも人名(例:葉剣英)や地名(河南省葉県)などは繁体字で使うらしい。そして「叶」の意味は「葉っぱ」でしかない。「願いが叶う」とかの意味でこの文字を使うのは日本だけ?……「叶」をさらに調べると、「多くのものを合わせる」の意味で「協」の異体字とある。ツクリの「力」は農作業の鋤との説がある。「葉=叶=協」なのだ……たいていの簡体字繁体字のなごりがあるから判読できるのだが、この「葉=叶」は意外だった。やっぱ、文字の謎は深いわい。