h.Tsuchiya

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「夏炉冬扇」ぶりを数値から見ると……

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 気になりつつズルズル伸ばしにしてきた扇風機の片付けを、今夜決行した。暑かった今年の夏はクーラーをかなり使ったが、夜は扇風機派だった。でも朝晩寒いほどになったからもう用済み。まさに「夏炉冬扇」。「(時節に合わない)無用の人やモノ」のたとえだね……これを俳諧松尾芭蕉みたいな偉人が漢籍を踏まえた上で、「わっちのやってることなんぞ『夏炉冬扇』ですわ」とが言うからサマになるが、フツー人がブログのタイトルなどにする例も随分多い(調べた)。本人は謙遜・自嘲のシャレ気分かもしれないが、なんとなく「気どり」を感ずるのはワシが根性曲がりだから?「無用の人」で居直ればいいのに……どうでもいい話はここまで。かねてからの疑問。人々は「炉」や「扇」を年間どれくらい使うのか?暖房・冷房各々3ヵ月、残り半年は自然のままで過ごせるんじゃないのか?ということ……東京大学の前 真之准教授の研究によると(大阪の例)、自然通風する日を含めて「快適」という日は年間12%(約43日)しかない。圧倒的に多いのが暖房で約7ヵ月、冷房+除湿が約2ヵ月、除湿のみは約1.5月だという(『エコハウスのウソ』)……何年、どんな住環境で計測したか、服装は、とか細けぇことはイイんだよ(笑)ただ、「暖房使う機会が意外に多い」と分かったのが収穫!……ここ数日、20度前後で晴れが続く。これは希少な「快適日(エアコン要らず)」ということになるのかな。