h.Tsuchiya

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ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その38)

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(2足をオシャカにしての1年目」
 明日11月22日、交通警備の仕事に就いて1年目を迎える。初仕事は都心の某大学付属施設改修工事の足場撤去だった。相棒になったのは82歳の大先輩Dさん……「うわっ、この歳まで働く人がいるのか」と驚いたが、結構、テキパキと動き、親切に色んな手ほどきをしてくれ、褒めてもくれた。おかげで不安の初日が終わる頃、「やってイケるかも」と安らいだ……それから1年。イベントや葬儀会場も含めて色んな経験をし、諸先輩には良否それぞれに参考にさせてもらった。早寝早起きになったのは良いが期待したほど体重も血圧も変化なし。現場では「感じ過ぎない、考え過ぎない、詮索しない」と肝に命じ、向上するとかやりがいとかを望むのはムリと納得。わずかな、しかし確実に入るカネが目当てと割り切る……1年目の記念日は、靴2足を棄てる日にもなった。鋼板入りの「安全靴」が義務付けられているが、費用は自前。「安物買いのナントやら」で、酷な現場ではこれが寿命。靴も買い直して、また新しい1年に踏み出すことになるが、「継続する」ことだけを目的化して進むとどうなるのか? 自分を試してみようと思う。