h.Tsuchiya

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爺歌75 勤め人をねぎらう『A列車で行こう』

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 雨の木曜日の夜8時近く。四谷三丁目の駅そばにある喫茶『Veloce』に入る。いつも来ているが、平日のこんな時間に入ることはない。たまたま、「友人」(こう書く時は、希少なGFさんの一人なんですが……)と新宿で、刀削麺と水餃子の夕飯を食べた帰りの気まぐれだった……すると驚いたね~、30~40代の「勤め人」男女で一杯なのだ。明らかに勤め帰り。まっすぐ帰宅すればいいようなものだが、満員の地下鉄抜けて地上に出て、まずは「一服」してホッコリしたかったのだろう。気持ちはよっく分かる……皆さん、そんなに長くはいない。「さて、帰って風呂にでも入るか」ってな感じで席を立ち、次々と人が入れ替わる……暇そうに観察してるのはワシだけみたいなんだが、粘っている理由はBGM。ビ・パップ系やビッグバンド系の比較的静かなJAZZが流れてる。さっきかかっていたのが、大好きな『A列車で行こう(Take the 'A' Train)』。これを蒸気機関車のイメージで演出(演奏?)してるバカがいるが、ニューヨークの地下鉄(快速)のことだからね。丸の内線沿線の店には似合うのだ。映画「スウィングガールズ」でも女子高生が練習(本番はシング・シング・シングだったけど)……ま、気分の良い、酔いの、宵だった。