h.Tsuchiya

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ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その22)

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(同級生が死ぬ確率から考える)
 昨日1月30日、中学同級生の訃報が入った。団塊世代末っ子組だから同級生は約200人もいたが、知る限り15人が亡くなっているから7.5%だ。逆に言えば92.5%が存命ということになる。だから儚いとか虚しいという感慨はない。平均寿命は男が81.09歳、女が87.26歳だから、彼/彼女らの死は例外的に早すぎたのだ。介護などの世話にならない「健康寿命」(2016年)で見ても、男72.14歳、女74.79歳だから、やはり早い。……日本老年学会などは、現在の高齢者は10~20年前と比較して加齢に伴う身体的機能変化の出現が5~10年遅延しており、若返りの現象が見られる。「高齢者」というのは、75歳からに再定義すべきではないかという。……ま、そうだろう。65歳を区切りにした「高齢化率」(現在27.7%)という数字とそれを根拠にした諸説・所論は、根拠の薄い、実態とかけ離れて独り歩きした「空論」なのだ。まず企業は、すかいらーくのように「75歳定年」にし、年金支給もずらすしかあるまい。「人生100歳時代」というのはますます現実味を帯びてきた。若者よ、老害だお荷物だと騒ぐな。ジジババたちは別世界・別の物差しで社会変革を考えているんだから!