h.Tsuchiya

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ほぼリアル『就老(就活老人)日記』(その27)

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(今日もやっぱり干されてる老害たち)
 このところ、自分が行く3人現場では先輩警備員が連続して「干されて」しまった。……まず、2人が監督から昼に「もう帰れ!」と言われた。理由は、近くのバス停ベンチで座り込んでだべっているのを職人たちに見られたから。80近い先輩たちはとにかく疲れやすいらしく、すぐに腰を下ろせるところを見つけたがる。職人の親方が監督にチクったのも無理はない。「あいつらのせいで工事が中止になったこともあった」と親方。……つぎの現場では、片側交通をやっていた先輩が、歩行者がいるのに車を通したために、職人の親方が「あぶないなぁ!」と注意したところ、「大丈夫でぇ」と口答えした。これに激高した親方は、ワシに「あいつは酷い。できねぇならすぐに帰せ!」と言い、さらに監督にも報告。結果的には、「帰したら交代要員がいない。明日からはここには来させません」ということで何とか収めたが、その気まずいこと……ワシらより年下の監督は、「歳だから八方に気を配るのは無理かもしれない」と同情してくれたが、「口答え」はダメ絶対!の業界である。……この仕事だけでなく、あちこちで「老害化」した先輩たちが目立つようになってきた。歳相応に丸くなれず、「できらぁ」と思い込んでいる。……先輩たちよ、もう少し謙虚になってくれ。せめてワシらの前途を塞がんでくれ。頼むぜ!