h.Tsuchiya

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爺歌71 今宵上弦の月。で「旅の宿」

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上弦の月

 今夜6日、南の空に上弦の月(弦月、弓張月)がかかり、その真下に木星がすごく明るく見える……右半分の半月を「上弦」と呼ぶ理由を知らない70過ぎの爺さんがいて驚いたことがある……でも拓郎の『「♪浴衣の君は、すすきのかんざし~」と始まって「上弦の月だったっけ、久しぶりだね♪」に続く歌(『旅の宿』1972)は知っていた。作詞はご存知!岡本おさみ(きみの朝、地下鉄にのって、襟裳岬、落陽ほか)……恋人と秋の旅館。風呂上りに差し向かいで熱燗……くはッ、イイナァ。ウーン。それもちょっとワケありで、なんて妄想も浮かぶ名曲だが、創作裏話はバレバレのようだ。岡本(1942年生、2015年没)が70年9月頃に夫人との新婚旅行で青森県蔦温泉に行き、部屋に備えつけられていた火鉢の鉄鍋で熱燗を愉しんだ。部屋も別館2階の66号室とまで明かされている。今でも年に十数組は「旅の宿の部屋を」とリクエストしてくるそうだ……ま、秋深まる十和田~奥入瀬方面に、ワケがあってもなくても「浴衣の似合う」相手と出かけたいなぁ……ハァ~ッ。ムリか。歌聴き直してさっさと寝よっ!あ、エレカシ・ミヤジの『今宵の月のように』も聴くぞ。