h.Tsuchiya

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テイクアウト商売に想うこと

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 食べ物やさんなどが「テイクアウト」に活路を見出そうとし、またそれを利用することで応援しようという取り組みは良いことだと思う……でも、せっかくの機会だから、「自分ちのを買って」ばかりでなく、よそのものと比較検討する機会にしたらどうだろう? 価格、品質、容器、配達方法など、どこかしら学べることはあるはず。同業者なら「物々交換」してもらい、たがいの感想などを交換すれば良いだろう……佐渡で「トキの里山弁当」をやっている時も、使ってみたい食材のお店などと似たようなことをやって、得るものが大きかった……この考え方なら、自分の商品の価値を客観的に見られる。さらに進めたら「コラボ商品」も生まれるかもしれないたとえば地鶏自慢の村と柚子とかハーブなどが特産の村が結べば新しい「何か」が生まれる……自分が「地産地消」が好きでないのも、「自己中」が、拡がりの芽を摘むと思うからだ。「自分のを買って」「自分の村に来て」というのなら、自分も買ったり出向いたりしなくてはフェアではない。世間は広いのに……冷凍・加工・素材・流通など異業種の人が助けてくれることもある……そのコーディネイト、情報ハブとして「地域商社」を提唱し続けてきたが、難しい仕組みは後回し。まずは、テイクアウト弁当の「物々交換」から始めてみるのはどうだろう?