h.Tsuchiya

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「小説家スヌーピー」に私淑?

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 以前にも書いた話だけど、もう一度。『ピーナッツ』の主人公・犬のスヌーピーの数多い職業の一つが小説家である。犬小屋の上で、好物のチョコチップ食べながらタイプライターを打つが、その出だしはいつも「それは暗く、嵐のような夜だった」で始まる。原稿を何度も出版社に送るが返送され、郵便ポストにさえ拒まれるが彼はめげない。このことから世間では、「それは暗く……」で小説を書き出すのは最悪と言われるようになった。
 入院中の無為の時間に「モノ書きに戻ろう」と思い立ち、非現実的だが、どこか文明批評的でもあるような「ぼんやりした話」を10ほど考えていた。そして退院後は働きに出られない代わりに、ネタの下調べに時間を費やしている。昨日までは海のマイクロプラスチックごみに関する20本ほどのYouTube動画をノートし、2012年のドイツの映像プロダクションの作品が嚆矢にして重要だと思った。
 そんな訳でまだ「それは暗く……」という書き出しさえ書いていないが、スヌーピーの「めげないガッツ」には敬服する。その敬意を表するために、amazonからノレンを買った(2640円)。想定より大きくて迫力満点。これが傍に居れば、何とか続けられそうな気がするのであります。