h.Tsuchiya

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あるJC(青年会議所)への歯がゆさ

 今や夏の風物詩である野外ロックフェス。昨年はコロナ対策なしで密なコンサートをやった結果、感染者が出て世間のバッシングを受けたものもあったし、「万全の対策」過ぎて声も出せないショボくれた「大コンサート」もあった。では今年はどうなる? 世間の「コンプラ警察」を気にする主催者はやはり自粛する。さもなくば「ショボくれ」開催で茶を濁す。
 自分の意見は「もうガンガンやってもいい!」と思う。いや、風見鶏的にそう思うだけで理屈はないんだが……。念頭にあるのは、群馬のヘソ・渋川のJC(青年会議所)が、今年も3年連続で「1000人ROCK」の中止を決めたことだ。このフェスは2015年からイタリアで開催されている「Rockin'1000」(写真)をモデルにしたもので2017年から牧場で開催している。特長は、ボーカル、エレキギター、ベース、ドラムのパートごとに数百人づつ計1000人を公募し、指定曲を参加者全員で演奏するという仕組み。これまでにBOOWYブルーハーツの曲を取り上げている。
 伊香保温泉とコンニャクくらいしかない人口7万強の小さな町のJCががんばった取組みで、全国から集まった老若男女がめちゃくちゃ盛り上がっていた。2019年のブルーハーツ「♪終わらない歌を歌おう♪クソッタレの世界のため」とアンコール曲「リンダリンダ」の様子はぜひ見て欲しい(https://www.youtube.com/watch?v=utObok_7Qlc。写真©渋川青年会議所ほか)
 同JCが今年もWEB Sessionだけにした「大人の事情」はわかる、が、なんだかその「まじめさ」が歯がゆい。「世界に繋がる」こともJC理念の一つだと思うし、マスクレス時代らしくない。いや、当事者たちが一番歯がゆいのだろうから、このユニークなフェスが本来の姿で再開されるよう応援するしかないか……