h.Tsuchiya

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ジビエの「予告ネタ」回収

 ここに「後日報告」なんて書きながら、放置してしまうことが多い。誰に責められたり望まれたりする話題でもないからどうでもいいんだけど、ジビエ肉のことは思い出したから書きます。
 大家さんからイノシシのチョリソーと鹿をいただいたが、チョリソーの方は炒めたりサンドに挟んだりでペロリ(写真ないから豚ウィンナので代用)。鹿肉は筋膜を剥いでから薄切りにして塩コショウと練りにんにくを塗ってバター焼き。残りは赤ワインに漬けて保存し、後日、角切りにして大豆や玉ねぎとトマト味に煮て食べた。
 イノシシは豚より脂分が少し強めだがおいしかった。鹿肉は希少かつ美味の部位(背ロース)らしいが、脂分も少なく、牛の赤味肉とか上等なクジラ肉の触感。ま、ふつうに「肉でーす」て感じだけ。古い羊肉などの方がもっとケモノ肉っぽい気がする。
 イノシシを食べたとて鬼滅の伊之助みたいに強くなれるわけでもないし、鹿肉で跳ねたり走ったりする力が増すわけではないが、普通に市場に出回らない希少性がジビエの魅力だろう。小さい頃、近所の人から山で獲ったというウサギやキジやシマ蛇をもらい、父親が料理してくれた記憶がある。気持ち悪いと思ったことはないが、味はまるで覚えていない。故郷の人たちはもう食べないかも……
 ちなみに「イノシシ肉は、豚肉と比べると鉄分がおよそ4倍、ビタミンB12が3倍。シカ肉は牛肉と比べると高たんぱく質、低脂質(6分の1)で、エネルギーが半分以下。鉄分は牛肉の2倍」(農水省)だそうだ。ヘルシー志向なら大豆肉の前にこっち試したら?