h.Tsuchiya

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風の前のチリのごとし……

祇園精舎の鐘の声……」の有名な書き出しで知られる「平家物語」の冒頭は、たしか「おごれる人も久しからず  ただ春の夜の夢のごとし たけき者もついには滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ」とあったと思う。昔、古典の時間に暗記させられたよね。

 現代において「おごれる人」って誰だろう? 「たけき者」って誰だろう? ボクには今の中共が思い浮かぶ。とくにその頂点に立つ権力者たちだ。莫大な資産をため込み、国民の自由と民主主義を抑圧し、自然環境をとり返しがつかないほど破壊し、海上に武力で覇権を伸ばす。そして日本には韓国と提携して圧力をかけようとしている。こんな国になってしまうとは、誰も思わなかったのではないか?

 今の日本は、すっかり国としての勢いを失ってしまっている。人生でいえば黄昏の老境に向かおうとしているようだ。それは、世界の先進国のどこも未だ経験したことのない道のりでもある。でも、決して暗澹とした気持ちにはならないのが不思議でもある。政府は1億人を維持しようと無理な政策を掲げているが、ボクは、人口が6~7000万人になってもいいと思っている。少ないなりに、小さいなりにもう一度。国造りを時間をかけてやっていけばいいと思っている。

 ボクは来月で65歳。厚生年金がもらえることぐらいしか変化はないが、まだまだやりたいことはたくさんある。人生に過大な期待(野望)を抱く齢でなくなったのはむしろうれしい。体も健康だ。欲張らず、時間の経過を受け入れて、ゆっくりとそのやりたいことをカタチにしていけばいいのだと思う。所詮、誰も永久には生きられない。おごらず、猛らず、他人に迷惑をかけずに静かに消えていく人生を受け入れようと思うようになった。

 うむ、今夜はなんとなく「悟り」気分。どっかおかしいのかな? 変なもの食べたかな? 窓際で、尻尾に羽

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のついた馬たちがくるりくるりと回っている。明日もいい日でありますように……