h.Tsuchiya

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2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

爺歌38 大好き!」雷ゴロゴロピカピカ

今夜20時頃から、都内東部に激しい落雷。時間とともに西に(都心)に向かったがほぼ40分で止んだ。昼間36度まで上がっていたが、今年、初のすごい夕立ち。夏の終りそして「稲光」つまり稲の熟しを知らせる光でもある。アホ丸出しだけど、実はワシは雷&夕立…

爺飯51 真っ昼間の新宿で「台湾スィーツ」

平日、昼どきの新宿はちょっと面白い。とくに昔からの「中村屋」「ライオン」「つな八」「船橋屋」「とんかつ三太」「高野フルーツパーラー」……等々は、どこも団塊ジジババで一杯だ。かつてのヒッピー・タウンにそれなりの想い入れがあると見た。かくいうワ…

爺飯50 「畑のするめ」をリサーチ

生大根より栄養価が高い健康食品として切干大根が見直されているらしく、近所のスーパーでもワゴン売りしている。また6次産業化したい農家も商品化に熱心だ。友人からいただいたのは「畑のするめ」なる加工品。通常の切干より時間をかけて乾燥し塩で味付け、…

爺飯49 ワイセツ物か?「ち〇ぼじぇじぇ」

本来、冬のものなのに、季節はずれの生タラコが1パック250円と妙に安かった。スケトウタラ(鯳鱈)の子だろう。何度も書いているが、この魚をスケソウダラ(助宗鱈)と呼ぶのはおそらく間違い。古代、「スケト」のことを「サド」と呼んだとの説(『秉穂録』…

爺歌37 『悲しき60才』の生き証人

坂本九を迎えた「ダニー飯田とパラダイスキング」が 1960年にヒットさせたのが『悲しき60才』。エジプトかトルコ辺りで流行っていた音楽に適当な歌詞をつけ、「奴隷娘に恋した男の生涯かけた片想い」という悲しい話なのに、妙に明るい曲になった。ガキのワシ…

ジジイがジジイに泣かされたぜ

「1976年、ある若者が自分の愛車を売った。2人の子連れ女性にプロポーズするために。以来40年、彼は良き父であった。そして今日、成長し結婚した娘たちは父親にある贈り物をした。それは、かつて彼が愛したのと同じ1973年型のシボレー・コルベット・スティン…

爺飯48 近所に豆腐屋のあるシアワセ

阿川佐和子は大の豆腐、いや豆腐屋好きで、仕事中でも見かけたら買わずにいられないタチだという。その気持ちわかる気がする。ウチから歩いて5分ほどの路地の入口に「栗原豆腐店」がある。創業は明治20年以前らしいが判然としないくらい古い。手作りで1丁16…

爺歌36 「金のブザー」鑑賞(続き)

America's Got Talentネタの続き。人が歌を愛する理由は様々だが、基本は喜怒哀楽の人生経験をそこに重ねるからだろう。唄う人の背景を知って感動が倍増することもある。たとえばこんなのがあったから紹介しておこう。 ①は耳が聞こえない女性が振動だけを頼…

爺歌35 秋の夜長に「金のブザー」鑑賞を

日本のAKBが韓国のタレントプロデュース番組で赤恥を曝しているが、世界では次々とすごいタレント(=才能)の若手が育っている。今夜は数あるオーディション番組から審査真特選賞に当たる「ゴールデンブザー」特集を観よう。ワシの特選4本 ①は第2次大戦で戦…

通販で買う時はクールダウンして!

FBに投稿する時やネットサーフィン時ははいつも半酔い。だから醒めて後悔することも多い。今回は調子に乗ってネットで買い物したことだった。使ったサイトは「新潟直送計画」。Iターンした若者が起業し県内の逸品を直接買い付けて業績を伸ばしているという情…

爺飯47 貧賤な夕食余話

唐の詩人・元稹は、産褥で亡くなった妻に「結婚した頃は貧しかったね。今の自分の生活は少し良くなったけど、お前のことを思い出すたびに悲しくなるよ」という詩『貧賤夫妻百事哀』を書いた。 これが現代の香港では意味が違って、「貧乏暮らしするようなら結…

今日知った!「赤玉急行便?」

暑さのせいか気力も失せる日々が続いたが、今朝は涼しかった。そのせいか好奇心が少し復活。晩酌がてら見た映画は『Red Ball Express』(1952)。直訳すれば「赤玉急行便」。英語辞書では「Red Ball=急行便」とある。第二次大戦末期のフランス戦線で活躍した…

爺歌34 「精霊流し」と宮崎康平

今夜8月15日夜から長崎では盂蘭盆送り火行事「精霊流し」が挙行され、深夜から現地の民放ネットでも中継される。「精霊流し」が有名になったのは、現地出身・さだまさしの大ヒット曲による。結果だけみて「名曲だ、さだくんは天才」と持ち上げるが、グレープ…

556 「天保老人」への憧憬(しょうけい)

日本史で習う「天保の改革」で知られる江戸末期の「天保」(1831~45年)は、実は大変な時代で、大飢饉、大塩平八郎の乱 蛮社の獄 伊勢お陰参り流行があり、木戸孝允、福沢諭吉、坂本龍馬、大隈重信、山縣有朋、黒田清隆、伊藤博文など明治の元勲が生まれて…

爺歌33 「歌謡映画」の実写『サザエさん』

曲が先行するか映画が先行するかの違いはあるが昭和30年代前後にヒットした当たり企画が「歌謡映画」だった。ミュージカルと違って映画の筋と脈絡不明に突然スターの歌が始まる。昨今のボリウッド(インド映画)並み。江利チエミの実写版『サザエさん』シリ…

爺時5 スマホ普及率逆転の2013年

物心つく前の時期や仕事にかまけていた時期、忘れたくなる時期……人には色んなブランク(空白)時期がある。それをちゃんと知っておきたくて、今は1950年代のことを意識的に調べている。その作業をしながら気づいたのは、こんな”調査”は今だからできるんだと…

花火大会と『裸の大将』

昨夜は明治神宮花火大会。雨の晴れ間で挙行されたが、わがマンション恒例の屋上鑑賞呑み会は大家さんの気象判断で早々に中止だった。ひとり部屋呑みで観たのが『裸の大将』(1958年東宝版)。放浪の画家・山下清を最初にモデルにしたのはこの作品だろう。強…

爺飯46 死ぬまでに一度食べたいサンドイッチ

「日本スゴイ!」系の話題は、実証的なら嫌いじゃないが、とても恥ずかしいと思うのが「ストリートフード」の貧弱さ。たこ焼き、タイヤキ、お好み焼き、クレープ……昔ならテキヤが肩身狭く夜店などで売っていたものをデカい顔して売っている。ま、寿司も天ぷ…

爺歌32 「無法松」と「ゾルバ」の共通点

盆踊りの季節である。この頃は「ピカチュウ音頭」や「ダンシング・ヒーロー」までやるらしい。伝統の上に流行ものを被せるのは昔からのことだが、伝統を上回る例もある。その1:映画『無法松の一生』(1958年版)で三船敏郎が小倉祇園太鼓を叩く「暴れ打ち…

2年ぶりの親族メシと墓参

殺人的な猛暑の中、姉一家とたまプラーザで昼食会。飯は四川料理屋で食事後には姉夫婦が建立した生前墓にお参り。ここには佐渡から分骨した父と生母の骨を入れてある。父の13回忌という名目で2年ぶりに集まったのだが、話はあちらにとび、こちらにとび、ワシ…

爺本14 久々の拙著『現代日本のタブー』

今年になって初めて出した自分の単行本『現代日本のタブー』。例によって英語との対訳本。昨年末には脱稿していたのだが、出版社IBCパブリッシング)の事情があったらしく、本になったのは先月。身近なところに見出せる現代の日本的タブーをたくさん取り上げ…