h.Tsuchiya

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みんな少しだけ病んでいるんだよ

 今日は、田舎から出てきて療養している人と一緒に昼食を食べて少し散歩もした。たしかに少しやつれてはいたけど、持ち前の笑顔も、明るい声も昔のままだった。この人が何を病んでいるのかわからないくらいだった。そして別れ際に、「愉しかった。次は寄席にいきたい」とも言ってくれた。

 明日は、別の人のサポートに行く。この人は東京在住なのだが、父上がなくなって、その遺産相続をめぐって、兄弟間の争いが起きたらしい。強硬な弟夫婦がやり放題、言いたい放題で言葉の暴力がひどいらしい。それに結婚している時にもDVに遭って、心身がすぐ不調になる病気を抱え込んだという。ひょんなことで知り合ったボクは、遺産相続の手続きは知っているのでお手伝いを申し出た。といっても、市役所や、病院や郵便局へ行く際に同行するだけのことだが、「とても落ち着いた。ひとつづつ解決していると実感した」と言ってくれた。

 直接知っている人には、金銭以外のことなら、何かしらお手伝いができる。きっと、ボクでもサポートできる人はもっともっとたくさんいるように思う。

 他にもの好きにも「治験ボランティア」にも応募して登録した。新薬の生体実験を受けるのである。さして危険もないが、ほとんど金銭的メリットはない。だが、ボクが参加することで、いつか、誰かが助かるならお安い御用である。

 このところ、こんな体験が続いている。そして思う。ボクを含めて、みんな少しだけ病んでいるんだ、と。心かもしれないし、体かもしれないし、その両方かもしれないが、まったく健康な人なんて若い子を除けばほとんどいない。人生それ自体が傷つき病むことなんだと思う。それを認めたうえで、少しでも前向きに生き続けることが人間の愛らしいところじゃないかな。そして傷つき病んだものどおしが助けあうところが人間の

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信じられるところじゃないかな……。