2017-03-08 記録されるべき人々 ヘレン・ハイド(Helen Hyde、1868年-1919年)は、20世紀初頭に10年間も日本に滞在して版画家活動をした米国女性だ。12才より絵画を学び、欧州留学ではジャポニズムの洗礼を受ける。1899年9月に来日して以来、版画や日本画を学ぶ。日本の風俗をテーマにした多くの木版画を制作。西欧人の女性による視点と高いから技術は今見ても新鮮。この人と作品のことを誰かが書き残すべきだと思うが、もう知る人は少ない(写真は「四月の夕」1910年)