h.Tsuchiya

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爺飯16 「芋粥」

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 平安時代、主人公のさえない官吏・五位は、「芋粥(」山芋を甘葛の汁で煮た粥)を、いつか飽きるほど食べるが夢だった。その望みを耳にした藤原利仁が、「ならば私が、あきるほどご馳走しましょう」と申し出る。五位は戸惑いながらその申し出に応じたものの、大鍋一杯の芋粥を目にしたらなぜか食欲が失せてしまった(芥川や今昔物語に出てくる話)。とりあえず里芋と米で「もどき」を作ってみた。旨い!