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爺歌22 江戸情緒を唄い継ぐのは誰?

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 YouTubeに、25年前に石川さゆり(現在60歳)が、「さのさ」「奴さん」「木遣りくずし」を3曲連続で唄う動画が載っている。斜めに結んだ帯留は彼女得意の着崩し。さらに35年前(25歳)の映像では「隅田川」「十三夜」を唄っている。こちらは凛々しい芸者姿。……演歌というより小唄風のこんな歌をレコーディングしたのは、本物の芸者だった。藤本二三吉、市丸、小唄勝太郎赤坂小梅、そして神楽坂浮子等々、さすがにリアルに芸はみていないが、現代風の流行歌も唄ったのは覚えている。冒頭の歌を覚えたのは江利チエミだ。ジャズが上手いイメージがあるが、その「さのさ」や「木遣りくずし」に感動した。ション便くさいガキが、なんでこんな歌に感動したのだろう? 歌の情景?日本人のDNA?ノスタルジー?……ところで今、こういう江戸情緒的な歌を唄い継ぐ歌手はいるんだろうか? カラオケにも入っていないかもしれない。たぶん、ワシらが最後の語り部なんだろうな。