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爺飯50 「畑のするめ」をリサーチ

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 生大根より栄養価が高い健康食品として切干大根が見直されているらしく、近所のスーパーでもワゴン売りしている。また6次産業化したい農家も商品化に熱心だ。友人からいただいたのは「畑のするめ」なる加工品。通常の切干より時間をかけて乾燥し塩で味付け、スナック感覚で食べられるようにしたもの(①山梨・北杜市)。ツマミとして旨い。気になって少し調べると、②静岡の天竜・春野町は「山のするめ大根」を売っている。➂京都・山科の障害者授産施設が作っている「畑のするめ」は、塩と糠で漬け込んだ後、千切りし、天日乾燥させたもの。「すぐき」っぽい味というのはいかにも京都。④は、新潟・上越下正善寺のNPO法人が作っている「畑のするめ」「畑の貝柱」。どちらも甘酢漬け大根を切り方だけ変えて食品乾燥機に15時間以上入れ、カリカリの状態にしたもの。……各地で色んな工夫をしている。6次産業化は、市場戦略が必要な時代だとわかる。オマケの⑤は本物のスルメを塩麴で漬けた家庭料理。これは旨いだろう。