h.Tsuchiya

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「五輪メダル」に貢献?

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 2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて東京都は、試合で使う金銀銅のメダル5000個の原材料を廃棄電子機器から作ろうという「みんなのメダル」PJを進めている。不燃ゴミに出したり悪質回収業者に金を払うよりマシだろうと考えて、バッテリーがいかれたkindle端末や古い携帯、電子辞書およびそれらの充電ケーブルなどを持って都庁へ行った。回収ボックスに放り込むだけかと思ったら、ちゃんと担当者がいて仕分けの上で受取り、記念のピンバッジをくれた。これはいわゆる「都市鉱山マイニング」の一種で、日本の都市鉱山の金の総量は6,800トン(世界の約16%)もあるらしい。いろんな人がノートパソコンなどからの回収を試しているが、ノートPC100台で指輪1個(3g程度)が回収できるらしい。メモリーICは使用量が高く、古い機種ほど高いともいう。菱刈鉱山より重量比の効率は良いというが、人手や溶解液などの環境負荷は課題として残る。……出かけたついでに32階の都庁食堂でカツカレー(ライス大盛無料で570円!)。味は、どぉってことないが、窓からの眺めが美味しかった。