h.Tsuchiya

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「実家譲渡作戦」中間報告

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 3泊4日で帰省し、空き家の実家を手放す「作戦」に着手した。「無償譲渡」のA2判ポスターとチラシ20枚を用意し、到着早々、近隣・知人5人にチラシを渡した。皆驚いたが、異口同音に「これを大っぴらにするのは少し待て」と言う……翌日には行政やTV新聞ケーブルなどの島内支局にリリースを届け、家の前にポスターを掲出する予定にしていたので、この反応にはとまどったが、制止した理由はすぐに判明した……その夜から翌日にかけて4人から「自分が欲しい」「知人を紹介したい」などの連絡があり、早速、「下見」に来た高齢者夫婦や、「100万円なら出しても良い」という人、「譲渡契約書」の下書きまで持ってきた人もいた……チラシ5枚で4つの速い反応(80%!)、もしメディアで報道されたりポスターを出していたら、そのその反応はもっとすさまじかったかもしれないが、台風10号のお陰?で作戦の後半は中止。まずは、熱すぎるリアクションのクールダウンを見守ることにした……やってみてわかったのは、「島内(地域内)移住」の潜在ニーズの大きさだ。50~60代で(親が90代)、老朽化する家を抱え、売るのも貸すのもままならぬまま「塩漬け」になって動きがとれないのだ。「UIターン向け空き家」構想は非現実的だ。仲介不動産屋は値付けから狂っているし、ハード・ソフトのメンテナンスはゼロだ……「コンパクト、コンビニエンス、コスト・フリー」の3Cで「空き家」を無くし、町場に人を集めること。旧町村や集落の「自治体法人」化を推進し、まずは小さな規模の「住の流動化」を起こす必要がある……ちょっと半端な途中経過ですんません(続きは後日)。