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爺本33 今年の「掉尾」を飾った?本

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 翻訳家・杉本享子さんがその仲間たちと一緒に作った『英語発音体操』が、思わぬところで注目された。今年11月29日に開催された全国中学英語弁論大会で和歌山・開智中学校の沢井真夏波くんが優勝。題は「My Grandma's New Dream」……英語の発音が苦手だった沢井くんが、前出の本に出会い、家でレッスンを始めたところ、それに興味を持ち、健康にも良いと知ったたおばあちゃんも一緒にやるようになったという。その愉しい経緯をスピーチにしたのだった(読売記事参照)……残念ながら詳しい内容はまだ聞けてないし、和歌山市では「中学生英語暗誦大会」(9月)なるものもあって同じ学校の別人が1位になったりしているので混乱してしまう。ま、そのうちわかるだろう……この本では健康体操のプロやネィティブ、プロデューサーなど実にたくさんの人が協力している。その力を借りられる杉本さんの人間力というか執念も素晴しい……ともあれ、令和元年という年の「掉尾(ちょうび、とうび)を飾る」ニュースになったのはうれしい。この使い方で正しいのかな? なお、掉尾というのは、魚が尻尾を強く振って、網や虎口を脱する様子らしい(日本語はおもしろい)。うむ、来年は早く「劈頭を飾る」ニュースが欲しいな(劈はつんざくの意味だって)