世間並みに年末年始連休を満喫しているが、寝るのにも飽きて近所にある四谷の氏神さん「須賀神社」に初詣。ここは、季節外れの「茅（ち）の輪」が設けられている……そこから拝殿に行こうとして、キャップを脱いでお辞儀だけして跨いだのだが、後ろの家族連れが何やらワイワイ。「まず左へ行くんだよ。それからもう一度くぐって右へ……」とか、年長者が指示している……「もしかして『茅の輪くぐり』って作法があるのか？」と思い、帰ってから調べたらその通りだった。「一般的に茅の輪（ちのわ）は、「∞」の文字を書くようにくぐります。特に、三度回って四度くぐる、という場合が多いようです」とある。……あれま、手水の使い方やかしわ手の打ち方などをガイジン向けの「日本のしきたり本」に書いておきながら、このことは知らなかった。元旦早々、70歳にして無知をさらけ出してしまったわい……今度（普通は6月頃）、そういう神社に行ったらちゃんとやってみよう。ま、それでご利益が割り増しになるとも思えんが…
