h.Tsuchiya

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爺歌78 凍えて判った70歳の『青春時代』

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 昨日、朝の気温5度が正午には2度に急降下、霙(みぞれ)に強風の悪天候。混雑する車両をさばくのに凍えながら走り回っていた。若い職人が「手袋もせんとようやるね~」(濡れた手袋は体温を下げる)。ふだんは「返し」がトロくて下手くそなんだが、この時は「若い頃、遊んでるとこんなジジィにしかなれんよ。働け!」と笑って返した……夕方、濡れ靴引きずって帰宅し風呂にドボンして生き返った。職業病?の下肢静脈瘤外反母趾も少し癒せた……それが今日は一転して12度の快晴。茶店でココアを呑んだ後、久々のITライター仕事を半日で終わらせた。そして思う「頭も体もギシギシだけどなんとか動く。これが70歳ってことなのか」と……何度も書いているが「誰でも歳を取るのは初体験」。何を失くして何を得たのかわからん歳月。まだ続くのかよ。早くこの世にオサラバしたいが、やることがあるからまだ死ねない……「若い」ってだけでア・プリオリ(自明的。今や死語だ)に「価値あること」とは思わない、ジジババにも生きる価値はある気もする……森田公一とトップギャランの『青春時代』(1976)は「♪青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの ♪青春時代の真ん中は 胸にとげさすことばかり♪」(作詞:阿久悠)を繰り返す。自分の場合「あとからほのぼの思う」こともない。ヤな時間だったな。「感じすぎ」「考えすぎ」を減らした今の方が気ら~くになれている気がするが……