h.Tsuchiya

My NEWS

春雨じゃ濡れてまいろう

f:id:RIPEkun:20170408221741p:plain

このセリフ知っていたら60歳以上。新国劇の名作でたくさん映画化された。実在のモデルは土佐勤王党武市半平太福岡藩士月形洗蔵の二人。馴染みの芸子・雛菊とほろ酔い気分で帰る。春雨なら濡れるのも酔った身には気持ちがよい、しかも彼女連れなら風情があると洒落こんだ。……500円のビニール傘で一人でコンビニから帰るワシとはだいぶレベルが違う。

爺飯17 里芋ペーストカナッペ

f:id:RIPEkun:20170407235158p:plain

 里芋を煮ていたのに仕事に気を取られ、煮すぎてしまった。これを潰してペーストにし、オレンジの皮を乗せてクラッカーに。酒のツマミがなかったけど、このカナッペが間に合った。かすかなオレンジ風味も悪くない。明日朝は、トーストに乗せてみようかな?

爺飯16 「芋粥」

f:id:RIPEkun:20170407234202p:plain

 平安時代、主人公のさえない官吏・五位は、「芋粥(」山芋を甘葛の汁で煮た粥)を、いつか飽きるほど食べるが夢だった。その望みを耳にした藤原利仁が、「ならば私が、あきるほどご馳走しましょう」と申し出る。五位は戸惑いながらその申し出に応じたものの、大鍋一杯の芋粥を目にしたらなぜか食欲が失せてしまった(芥川や今昔物語に出てくる話)。とりあえず里芋と米で「もどき」を作ってみた。旨い!

爺飯15 随園弁当

f:id:RIPEkun:20170407205734p:plain

 爺は頻繁に外食も中食もする。新宿からの帰り御苑前にある水餃子で人気の老舗北京料理店「随園別館」の500円弁当を購入。安価だが美味しい日替わりはすぐ売り切れ。今日のは牛肉大根煮とキャベツ炒め。ライス、搾菜、煮卵別盛りでこのボリューム!先日買ったMストップの弁当の酷さと対照的。ちなみに「随園」は清の文人・袁枚の庭園であり彼のグルメレシピ「随園食単」にちなむ。この店別館あれど本館なし!

 

『へうげもの』三読目

f:id:RIPEkun:20170406194423p:plain

新潟市出身の山田芳裕(1968年生)の傑作『へうげもの』は、古田織部が主役の「茶道」漫画。漫画本で読み、NHKのアニメ、Kindle本(2巻まで無料)と何度も読んだ。織部焼きを最初に見たのは駒場の日本民芸館だった。若もんにはカビ臭く思えた「侘び」ものと違い、織部は新鮮だった。「ケレン」と「ワビサビ」の股裂き状態を生き切る古田像を描いた『へうげもの』は面白い!

夢の中では1冊脱稿

f:id:RIPEkun:20170404014302p:plain

書かなければならない原稿仕事があるのに、もう3日も放置状態。「アイデアを練らねば……」とか「夜が花冷えで……」と自分に言い訳しながら焼酎呑んでYouTube三昧。どこかに後ろめたさがあったのか、うたた寝の夢に見た。素晴らしいペースで筆が進みスラスラと脱稿。あぁ現実と逆転すればいいのに……反省して、明日こそマジメにやろうっと。

爺飯14 花見稲荷弁当予行演習

f:id:RIPEkun:20170330212103p:plain

花見シーズン到来でワクワクしているのだが、仕事が妙に立て込んで気が気がじゃない。でも忙しいほど逃げたくなる根性腐りなので旨いもん作りに逃避。ご飯に残り物の塩鮭をほぐし入れたのだが、気づいたら稲荷ずしを作っていた。紅ショウガ乗せて、つまめるようにノリで帯したがこれは湿気て失敗。ま、花見弁当の試作品だね。誰か一緒に行こうよ~。